2021.06.30 THINK

最近オフィスや西陣で起こっていること。

初夏の頃は、春から提案していた事業や企画が進み始める季節。本格的な夏以降に皆さんに企画をお届けできるよう動き始めています。

オフィスのある西陣では、「町家 学びテラス・西陣」を運営する京都産業大学との連携をするほか、2019年度から2年間、京都市と進めてきた「つぎの西陣をつくる交流会(つぎにし)」 の取り組みを踏まえて、引き続き町家を起点に楽しく面白いことを仕掛けていきたいと思っています。

本記事では、この2つの取り組みを中心にオフィスや西陣で起こっていることをご紹介します!

「町家 学びテラス・西陣」の取り組み

以前ツナグムが運営していた「京都リサーチパーク 町家スタジオ」は、2020年から京都産業大学に運営主体が変わり「町家 学びテラス・西陣」に名称を変更しました。ツナグムでは、引き続きオフィスを置きながら、企画運営のサポートをしています。

コロナ禍のため、毎週水曜日のオープンデイは開催できたりできなかったりが続いていますが、オンライン上で学びの機会をつくっているのが、「町家オープンカレッジ(略:MOC)」です。

MOCは、大学生から社会人まで幅広い世代がともに学び、地域とつながり、地域との関わりを通して多様な生き方や暮らし方、働き方の選択肢を増やすことを目的とする学びの場として、月1回ペースで全国から様々なゲストをお呼びしています。

オンライン配信の裏側。町家からお届けしています!

教育・伝統工芸・キャリア・まちづくりなど、様々なテーマを元に交流。毎回30〜40名の方にご参加いただく会になっています!学生以外の方も参加可能ですので、気になるテーマがあれば下記ページからご参加くださいね。

町家 学びテラス・西陣について

つぎの西陣をつくる交流会(つぎにし)の取り組み

2019年から京都市さんの事業として企画運営をしてきた「つぎの西陣をつくる交流会(略:つぎにし)」。「西陣を中心とした地域活性化ビジョン~温故創新・西陣~」推進の一環として進めてきました。

2020年度の取り組みについて
2019年度の取り組みについて

事業は終わりましたが、つにぎしでの出会いから西陣を一緒に楽しむ仲間も増えてきています。

老舗の和菓子屋さん、昔ながらの食堂、クラフトビールの工場、カフェ、コワーキングスペース、ゲストハウスなど、地域に根ざし開かれた場所が、実はたくさんある西陣。一緒にまちを巡る機会も増やしていきたいと構想中です。

最近も何やら、楽しげなことも考えている様子!

6月24日には早速、Twitterで「#毎月24日を西陣の日と言いたい」のハッシュタグをつけた投稿を見かけました。みんなの見ている西陣を知ることで、まだ出会っていなかった場所や人と繋がれそうな予感がします。

これは毎月24日が楽しみ……!!

また現在、町家の大広間では「つぎにし」や「MOC」にも登壇いただいた「ORIOBI」の作品を展示しています。町家を訪れることがある際は、ぜひ見ていってくださいね。

今月の一枚

パソコンとプリンターを接続したいのに、なぜかうまくいかなかったある日。

あらゆる手を尽くしても繋がらないので、最後は神に祈っていました(笑)

由依北川

北川 由依

三重県生まれ。札幌を経て、2015年に京都へ移住。誰もが自分らしい選択をできる社会になることを願って、ツナグムの広報や「京都移住計画」の編集長を担当。また、Podcast「かもラジオ」の立ち上げや各種SNSの企画運用、ときにはリアルな場づくりを通して、Webとリアルを融合したメディアづくりに取り組む。カフェラテといちじくが大好き。