ツナグム通信2021年5月号
今年は例年よりも早い梅雨入りとなりましたね。
京都では緊急事態宣言が延長になったので、開催を延期したイベントもありました。なかなか思うように動けない日々が続きますが、できることの中から希望を見出し、今年度もさまざまな企画や場をみなさんとご一緒できれば嬉しいです。
それでは、5月のツナグム通信です。
ワーケーションの形を探る新企画「はんぶん旅、半分仕事。」スタート
この春から、京都移住計画のメンバーとともに京都ローカルを訪ねる、旅と仕事のあいだのような企画がはじまりました。その名も「はんぶん旅、半分仕事。」
コロナ禍においてリモートワークやテレワークが推奨され、ワーク(仕事)+バケーション(休暇)を意味する「ワーケーション」という言葉を耳にする機会が増えた昨今。せっかくローカルに滞在するなら、その地ならではの文化や人との出会いから、新しいプロジェクトや関わりの種を見つけていくような「ワーケーション」のあり方を考えたいと思い始めました。
第一回目は亀岡市にて開催いたしました。
実際にその地域に足を運ぶことで、その地ならではの食や風景、体験に出会い、心身ともにリフレッシュできることが、この企画の醍醐味。
亀岡のさまざまな場所を巡り、地域のリソースとそれぞれの課題を掛け合わせてできそうなワーケーションについても話し合いました。
第二回目は6月に京丹後市にて開催予定。今後も続けていく予定ですので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。
>>亀岡市をめぐった「はんぶん旅、半分仕事。」のレポートはこちら
新しい就職・転職のかたち「はたらくを巡る」の振り返り会
2020年3月に実験的に開催した「はたらくを巡る」。こちらは就職や転職前提ではなく、参加者にとっては「どんな企業なのか」、企業にとっては「どんな人なのか」を関わりの中で知るところからはじめ、対話や体験を通して関係性を深めていくプログラムです。
先日、受け入れ企業として参加していただいた企業のみなさまと振り返り会を行いました。
受入当日は参加者とどのような時間を過ごし、受入企業にとってどんな気づきやメリットがあったのか? などを共有していきました。
お互いのプログラムを聞いて、新たな発見にも繋がった1日。今後も、就職や転職をするかしないか、0か100かではない、あいだの関わり方や関係性づくりの機会をつくっていきたいです。
>>「はたらくを巡る」振り返り会の様子はこちらから
6月には「はたらくを巡る」の新たなプログラムも開催されますので、お楽しみに。(詳細はページ下のイベント情報をご確認ください)
<6月のイベント>
・「はんぶん旅、半分仕事。」vol.2 海×環境のまち、京丹後市を旅する
旅先で偶然の出会いから生まれるライブ感や余白と、出会った人や地域と次の関わりができていくおもしろさを、私たちならではの「旅の形」として表現するこの企画。第2回目は「海×環境のまち 京丹後市」で開催いたします。
日時:6月4日(金)〜 5日(土)
場所:京丹後市
詳細:お申し込みはこちらから
・はたらくを巡る「ワタナベ美装」
「はたらくを巡る」は、京都移住計画が企画するプチ職場体験。今回は地域密着で清掃事業を営む「ワタナベ美装」を尋ねます。関わる人全てを幸せにする「笑声」の取り組みなど、信頼をベースに仕事を広げているワタナベ美装の組織づくりや姿勢を学びませんか?
日時:6月15日(火)13時〜16時
場所:ワタナベ美装 本社
詳細:開催概要&お申し込みはこちら
・町家オープンカレッジ(MOC)vol.6「伝統工芸のこれから~ORIOBIの展開と西陣織の未来を探る~」
地域との関わりを通して多様な生き方や暮らし方、働き方の選択肢を増やすことを目的とした学びの場「町家オープンカレッジ(MOC)」が6月にオンラインで開催。今回は帯をインテリアや装飾品として表現した「ORIOBI」を展開する白幡氏と、自動車・産業資材・鞄等のファッション分野など多岐にわたる商品展開をしている福岡氏のお二方をゲストにお迎えし、それぞれの取組や事業展開のお話を伺うほか、「伝統工芸のこれから」を一緒にディスカッションしていきます。
日時:6月10日(木)19時~21時
場所:オンライン(zoom)
詳細:開催概要&お申し込みはこちら