2022.12.19 REPORT

京都から 石川との関わりを見つける「めぐる石川」を開催

石川県の各地にUIターンし、まちづくり・食づくり・ものづくりなどの活動をしているコーディネーターとともに、京都・関西から石川との関わりを見つける企画「めぐる石川」。

石川県(いしかわ「第二のふるさと」推進実行委員会)主催の事業で、弊社は企画・運営をお手伝いさせていただきました。

今回の企画は、三部作。9月と10月にはそれぞれ「食」と「作」をテーマに京都でイベントを開催し、11月にはイベントゲストのもとを訪ねる石川の能登と加賀を巡る「旅」を実施しました。

石川の豊かな「食と地域」を味わう

第一弾は「食」をテーマに、交流イベントをQUESITON8FにあるDAIDOKOROにて開催しました。ゲストは、ゲストハウス のとのえんね オーナーの石坂智子さんと能登風土 マネージャーの任田和真さんから、石川とはどんなまちなのかの説明を聞いた後、世界農業遺産である「能登半島」の、豊富な食材を使ってゲスト・参加者みんなでコークッキング(共同調理)。石川の手巻き寿司づくりをし、食と地域の活動のストーリーを体感しました。

9/29 石川の豊かな「食と地域」を味わう@京都-MEGURU ISHIKAWA-

「作」石川の継がれる「ものづくりと地域」を体感

第二弾のテーマは「作」。京都産業大学 町家 学びテラス・西陣にて、石川・加賀で活動する器作家さんやものづくりをつなぐコーディネーターとともに、作品や職人の技を体感しながらものづくりと地域について交流するイベント「石川の継がれる『ものづくりと地域』を体感」を開催しました。

ゲストにお迎えしたのは、木地師として食器づくりをしている堆朱杏奈さんと、伝統工芸品「山中漆器」の職人の工房を巡るツアー及びセレクトショップ「CRAFTOUR」・シェアキッチン「喫茶森」を運営している篠崎健治さん。
実際に製作されている木の器を見せていただきながら、伝統工芸に携わるということや、ただ文化を残していくだけでなく現代の社会的な問題も含み見て活動することについて、語っていただきました。

10/26「作」石川の継がれる「ものづくりと地域」を体感@京都

能登の食と、加賀ものづくりを巡る旅

「食」と「作」と続いた後、第三弾は「リアル旅」!実際に石川へ行き、前回・今回ゲストにお越しくださったみなさんのもとを訪れました。

参加者は、海士町から京都に移住したばかりの方、まちづくりや工芸に関わりたいと考えている方、石川への移住を考えられてる方など。

牡蠣の養殖、農家、ゲストハウス、温泉地のまちづくりやお店、九谷焼や加賀漆器の工房めぐりなどをして、能登と加賀の学びと楽しみました。

観光では味わうことのできない、ローカルな石川の人・もの・ことの濃いつながりやおもしろさを体感し、まちとの関わりをつくる一歩を探す機会になれば嬉しいです。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

「旅」能登の食と、加賀ものづくりを巡る旅(11/25-27)

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