岐阜県で出会うその土地ならではの仕事や暮らし。次の世代へ引き継ぐために、今わたしたちができること。|岐阜ナイトイベントレポート【12/7】

“若者たちが地元で働くこと、生きることをもっと身近に”

地域で活躍するゲストを他府県から京都にお呼びし、これからの「仕事」や「暮らし」を参加者みんなで考えるローカルナイト。ここ最近、これまで「地方」と言われてきた全国各地に若い世代が移住し、新たな取り組みや仕事づくりを始めることも珍しくはありません。

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現在日本では、5割を超える学生が地元就職を希望しているそう。(※1) その一方で、距離や金銭面で就職活動がしづらいことや、地元企業との出会いや地元とのつながりが少ないこと、地域の最近の動向を知らないことなどが課題となり、なかなか地元就職につながりにくいという現状もあります。

(※1)マイナビが2017年5月に発表した「2018年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、地元就職希望率は51.8%。

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ローカルナイトは、そんな学生や若者たちが新たな選択肢へ踏み出せるきっかけを、学生の街・京都でつくっていけないかという取り組み。同郷の人たちが気軽に集える若手県人会のようなコミュニティにもなっています。(※ローカルナイトはMeets localの取り組みのひとつです。)

本日は、12月7日に開催したローカルナイト「岐阜県」編の様子をお届けしていきたいと思います。(イベントページはコチラ ※Facebookページに移動します。)

今回は 「岐阜のこれからの暮らしや若者のキャリアをデザインする」をテーマに、ローカルメディアの運営や地域企業の採用活動・就職活動のサポートを仕事にしている2名のゲストから、自分と岐阜県の現在の関わりや、そこに至った背景をお話いただきました。

実は、2年ぶりの開催となる岐阜ナイト。「あの時生まれた行き来や、出会った人たちの変化が印象的だったので、今回も2年後くらいに向けて何かのきっかけになったらいいなと思います。」とゲストの園原さん。

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まずはじめに、アイスブレイクとして岐阜県の形と地名をそれぞれ紙に描いていきます。なかには、42ある自治体のうち半数以上を記される方も! その後、それぞれが描いた岐阜県を見比べながらいくつかのグループに分かれて自己紹介をし、お待ちかねのゲストトークがはじまります。

最初のスピーカーは、現在「NPO法人 えなここ」で働いている園原麻友実(そのはら まゆみ)さん。恵那山麓で活動する人や地域の日常を紹介しているローカルメディア「おへマガ」の運営などを行なっています。

 

50年、100年先を考えながら自分たちに問い続ける「三方よし+未来よし」の視点。恵那の「地域編集者」として日々模索する、持続可能な産業や暮らしのあり方。

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岐阜県中津川市出身の園原さん。20歳の頃は、京都で呉服関係の仕事をしていました。

着物に関わる仕事は好きだったそうですが、22歳の時に思い立ち バックパッカーとしてカンボジアを訪れます。夢中になって現地の小学校建設に携わっていると、気がついた頃には銀行口座の残高が10万円・・。このままでは暮らしていけない・・! と急遽帰国することに。地元へ戻った当初は、自動車の部品工場で働いていたそう。

そこから、園原さんが「えなここ」に参画するのはもう少し先の話になるのですが、まずは、現在関わっている恵那市がどのような場所なのかを動画とともにご紹介いただきました。

恵那市内を端から端まで移動するには、車で2時間ほどかかるそう。その広さの分だけ、様々な風景や地域文化を垣間見ることができます。

名物の「栗きんとん」や生産量日本一を誇る「寒天」、NHKの連続テレビ小説の次回作「半分、青い。」のロケ地になっている城下町の風景。

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▲この日恵那からお持ちいただいた、名物「栗きんとん」とかわいいパッケージの栗や寒天のお菓子。

そのほかにも、1両編成の明知鉄道はゆっくり走るので、「本気を出せば自転車で追い越せてしまうんです! 」という地域のあるある話など、園原さんは、動画に合わせて恵那市の場所やお店、人などを丁寧に紹介していきます。

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そんな魅力があふれる恵那市に拠点を構える「えなここ」。

業務内容は、ローカルメディア「おへマガ」の運営やイベントの企画、地域資源を活かした商品開発やそれを販売するマルシェの企画など多岐に渡ります。事務局スタッフは園原さんを含めて3名で、そのほかにも、プロジェクトベースで関わる方や学生スタッフがいます。

大阪や千葉から移住してきたメンバーや、子育てをしながら週3日働くメンバーなど、バックボーンや関わり方も様々。

“ほしい未来は自分でつくろう、仲間とつくろう” と、自分たちがこの地域で楽しく暮らしていくためにできることを考え、アクションを起こしていくというスタンスを大事にしながら事業を進めています。

「ご紹介した通り、やっている仕事の幅は広いのですが、『何をやっている人?』と聞かれると特定の職業名で表わすのは正直難しいです。ただ、共通点として “地域をどう切り取って人に伝え共感を生んでいくか” を意識しながら それぞれの事業を進めています。これらの仕事を振り返ってみると、やっていることは全部『編集作業』だと感じていて、最近はそんな自分たちのことを『地域編集者』と名乗るようにしています。」(園原さん)

さらに、小学生〜大学生向けの出前授業などを行なうこともあるのだとか。来年は、子育てで途切れてしまう女性のキャリアを後押しするために 小さく起業してみよう! という流れをつくっていくそうです。

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えなここは元々、映画製作からはじまったNPOだったそう。

たまたま映画を見た東京在住の恵那出身の方が、「自分はもう恵那に戻るつもりはないけれど、地域の拠点になるのなら」と、築170年の古民家を快く貸してくれることに。そちらを改修して現在は、古民家シェアオフィス「樫舎 -KASHIYA-」として運営しています。

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えなここが運営する「おへマガ」では、暮らしている自分たちの視点から ありのままの暮らしを切り取り、伝えることを大切にしています。記事を書くのは、主婦や美容師、農家、万年筆屋、大学生、ソーシャルワーカーなど多様なメンバー。時には、ライター合宿をすることもあるのだとか。

 

--岐阜県が生まれ育ったところだったから。

園原さんがこんな風に地元に関わりはじめるようになったのは、シンプルな理由でした。

カンボジアから地元に戻ったのは23歳の頃。当時は、地元には仕事もないし友達もいない。おもしろいものはここには何もない! と思っていたそう。そんな時に参加した京都のイベントで、地域でゲストハウスやデザイナーをしながら働く同世代の人たちがいることを知り、ショックを受けたのだとか。

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おもしろいものがないのではなく、自分はまだ地元のことを何も知らないということに気づき、まずはボランティアでもいいから関われることはないだろうかと、様々な検索ワードやSNSを使って岐阜県のリサーチをはじめます。そこで出会ったのが「えなここ」でした。25,26歳の頃からボランティア的に関わりはじめ、現在は仕事として関わっている園原さん。

「『わたしもこの人たちと同じ土俵に立ちたい!』と3年間、悔しさをバネに今日までやってきましたよ(笑)」と、会場にいる当時京都のイベントで出会った参加者にひと言。

前述の通り、あまり前向きなUターンではなかったのですが、地元に戻って様々なことに取り組んでいると、気がつけば「それってまちづくりだよね。」と言われるように。“地域の未来にとって必要だと思うことをやっていたら、結果として仕事になってきた” そんなタイミングで迎えた本日の岐阜ナイトだったそう。

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▲園原さんがこの5年間で取り組んできたこと。

全ての事業の軸にあるのは、三方よし、未来よしで持続可能な恵那を 仲間とともにつくっていくということ。

おへマガの取材を通して、たくさんの人と出会い、考え方や暮らし、これまで続いてきた地域の営みなど、多様な地域文化や価値観に触れた5年間。このまちで自分たちが愉しく暮らし、また、未来へ継いでいくためにも、地域におけるローカルメディアの役割とは何かを問い続けます。

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「30代になってからも迷いや葛藤はありますが、人のため・地域のためではなく、まずは自分がどうありたいかを常に考えています。わたしは、自分の周りにいる人たちと一緒に、未来を実現していくことに情熱を注ぎたいです。サポーターとして、地域編集者として、恵那の素敵な取り組みに社会性や経済的な価値を与えていくことがわたしの仕事だと思います。」(園原さん)

園原さんが実践している「仮説転がし」。自分が日々感じていることに対して、まずは小さくてもいいから一度動いてみる。それで「やっぱり違うな」と思ったらすぐに軌道修正。それが次のステップを踏んでいくための秘訣なのだそう。

ここ数年の間に、山の研究からはじめた専業養蜂家や、泊まれる古本屋をつくるために東京から移住してきたカップルなど、素敵な人たちが集まる恵那市。それはきっと、園原さんをはじめとする恵那のみなさんが地域を耕し続けてきたからこそ。

恵那に行ってみたい! 恵那のプロジェクトが気になる! そんなみなさんはぜひ、「おへマガ」を読んで園原さんの元を訪ねてみてくださいね。

現在進行中の泊まれる古本屋プロジェクト:http://ohemaga.com/event/20171210_niwabunko

続いてのスピーカーは、岐阜県で中小企業向けの採用活動や、県内への就職を希望する大学生の就職活動を伴走支援する「NPO法人G-net」に転職して3年目の西尾拓哉(にしお たくや)さん。

 

たくさんの企業に出会うことで見えてきた、自分がやりたい仕事。嫌いだったはずの地元へ戻り、若者のアイデアと地場産業を結び新たな価値を生みだす仕事をしています。

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「G-net」は、岐阜県をベースとした実践型インターンシップのコーディネートや中小企業の採用支援などを行うNPO法人。西尾さんは、2015年4月から参画しています。

前職は名古屋市で、大手求人広告の会社で営業をしていたそう。現在は、就職・採用支援のコーディネーターとして、岐阜県の中小企業向けの採用活動と大学生の就職活動をサポートしています。

そんな西尾さんのこれまでや現在のことを、「I (自分のこと)、We(G-netのこと)、Socia(地域のこと)」という3つのパートに分けてお話いただきました。

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▲「働かざる者食うべからず」という祖母の教えで、田植えや稲刈りの都度帰郷していたそう。

西尾さんは岐阜県恵那市山岡町出身。地元の写真を見せながら、「こんなストレートに言っていいものかわかりませんが、本当に何もない田舎がずっと嫌いでした(笑)」とひと言。

就活時は、周りにちやほやされたい! という思いで東京に本社を構える大手企業を志望。求人広告の営業という大変ながらも華やかな仕事に就きます。ところが、新卒入社してからの2年間は、業務のノルマを達成していても、仕事そのものにやりがいや達成感を感じることは少なかったそう。

求人広告の仕事だったため、経営者や人事の方とやり取りすることが多かった西尾さん。自身の仕事を通して、学生時代には知り得なかった仕事に出会い、世の中におもしろそうな会社がたくさんあることに気づきます。それと同時に、何がしたいかを考える間もなく就活をしてる学生が多いことも気になりはじめました。

そんな時に「日本仕事百科」でG-netの求人を見つけ、地元でもおもしろいことをしている人たちがいることを知った西尾さん。記事を読みながら、“自分のやりたいことはまさにこれだ!” と感じたのだとか。

大手企業からNPO法人への転職。最終面接では「給料面や親御さんの気持ちを考えると、NPOに転職するのはやめたほうがいいよ。」とG-netの創業者から言われてしまいます。「ただ、僕たちがやっていることは、地域活性のフロントランナーになれる仕事だ。それだけの価値があることは保証する。」とお話は続き、西尾さんは入社を決意。

転職してからの2年半を振り返ってみると、関わる人たちがガラッと変わり、中小企業の経営者や社員の方々、大学生、大手企業などおもしろい人たちに出会えるようになったそう。それが何よりも今の仕事に就けた価値だと西尾さんはおっしゃいます。

「実は、もともと地域活性に関わることをやりたかったわけではなかったんです。ですが、自分が興味をもって『やってみたいこと』をやってきた延長線上に、そういった効果が生まれていることを実感しています。」(西尾さん)

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▲G-netの事務所は岐阜駅から徒歩3分のところにあります。

地域でチャレンジする若者を増やすべく、2001年に創業し、2003年に法人化したG-net。前述の通り、岐阜県をベースとした実践型インターンシップのコーディネートや中小企業の採用支援などに取り組んでいます。

honkikei internship

そんなG-netの事業のひとつ「ホンキ系インターンシップ」は、企業の課題に対して学生がアイデアを出しながら共に解決を目指すというもの。6ヶ月以上に渡って、魅力的な経営者のもとで実践型の就業体験をする「現代版弟子入り」のようなプログラムとなっています。

「新しいことにチャレンジしたい!」という経営者の元で新規事業に携われたり、ひとつのプロジェクトを任されたりと内容も充実。実際にインターン生が考案したアイデアを取り入れ、新たな展開が生まれている企業もあります。

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例えばこちらの、「(有)大橋量器」では3代目社長の頃からインターン生の受け入れを開始。写真のカラー枡をはじめとする様々なアイデア枡がヒットしたことで、200%の利益増、社員も約30名に増えました。現在、社員の平均年齢が29歳とこれまでの伝統産業分野では考えられなかった効果が生まれています。

そのほかにも、「アイスクリームにかける醤油」で全国メディアからも注目を浴びる醤油蔵や、「日本刀ハサミ」「名刀ペーパーナイフ」などの斬新なアイデアでものづくりをする刃物屋、生産量トップシェアを誇るタイル屋、ヒノキをつかった木製の浴槽をつくっている企業など、岐阜県には、大手就職サイトでは出会えないような、国内外へ向けて様々な事業展開をしている企業があります。

G-netに入社してから岐阜県内にある企業150社ほどを訪問し、いろんな人に出会いながら視野を広げてきた西尾さん。

「スタートは自分の興味関心から。そうして『自分ごと』から始まったことが、次に『私たちごと』になり、そして『地域ごと』へとつながっていきます。--産業があるからこそ、できることがある。正直、斜陽産業も少なくはない岐阜県ですが、経営者が挑戦し逆境をはねのけているたくましい企業があるんです。興味をもっていただけたらぜひ、岐阜県に遊びに来てくださいね。」(西尾さん)

shigotofesta 2018

2月11日(日)には金沢、2月24日(土)には名古屋で、本日ご紹介したようなおもしろい企業が30社集まる合同説明会「シゴトフェスタ」が開催されます。

当日は、出展企業の方々による、90秒間のプレゼンテーションもあるそうなので、新卒・既卒・社会人問わず、岐阜県が気になる若者のみなさんは参加してみてくださいね。参加費は無料です。

 

ふるさとワーキングホリデー、参加者募集中!

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岐阜県内の企業や地域に 2週間~1ヶ月間滞在し、岐阜県ならではの産業を働きながら学ぶ「ふるさとワーキングホリデー」。地域の方々との交流を通じて、岐阜県の魅力にもたっぷり触れることができるプログラムとなっています。

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園原さんが働いている「NPO法人 えなここ」は、残念ながら定員に達してしまいましたが、西尾さんが紹介してくださった企業や、そのほかにも魅力的な企業が受け入れを実施しているので、興味のある方はぜひコチラのサイトからチェックしてみてくださいね。

 

岐阜県の取り組みを、地域文化・地域産業と、園原さんや西尾さんがそれぞれ関わる視点から紹介していただいた今回の「岐阜ナイト」。話しながらだんだんと熱が入っていくお2人の様子に、今は心から地元のことを考え、働き、そして、暮らしておられる印象を受けました。

「ここには何もない」「地元が嫌いだ」と思っていた頃には出会えなかった、地域で活躍するゲストのような方々。そんな人たちと出会い “この地域をもっと知りたい!” と思う次の若者が現れる地域は、自然と次の世代に引き継がれていくのかもしれません。

 

--「学生のまち、京都」だからこそ。

学生や若者が、ゲストのみなさんのような「人」や、新たな角度から見た「地域」と出会えるきっかけを、私達は「Meets Local(ミツカル)」を通してつくっていきたいと思っています。

京都で地方をもりあげていきたい学生の方・若者のコミュニティづくりや京都での企画に興味のある自治体の方など、ミツカルについて興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

担当:株式会社ツナグム ミツカル担当 藤本 MAIL:info@tunagum.com

季節ごとに働ける?!あなたも、北海道・仁木町にシゴトをひとつ持とう!|北海道もったいナイトイベントレポート【12/1】

“若者たちが地元で働くこと、生きることをもっと身近に”

地域で活躍するゲストを他府県から京都にお呼びし、これからの「仕事」や「暮らし」を参加者みんなで考えるローカルナイト。ここ最近、これまで「地方」と言われてきた全国各地に若い世代が移住し、新たな取り組みや仕事づくりを始めることも珍しくはありません。

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現在日本では、5割を超える学生が地元就職を希望しているそう。(※1) その一方で、距離や金銭面で就職活動がしづらいことや、地元企業との出会いや地元とのつながりが少ないこと、地域の最近の動向を知らないことなどが課題となり、なかなか地元就職につながりにくいという現状もあります。

(※1)マイナビが2017年5月に発表した「2018年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、地元就職希望率は51.8%。

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ローカルナイトは、そんな学生や若者たちが新たな選択肢へ踏み出せるきっかけを、学生の街・京都でつくっていけないかという取り組み。同郷の人たちが気軽に集える若手県人会のようなコミュニティにもなっています。(※ローカルナイトはMeets localの取り組みのひとつです。)

本日は、12月1日に開催したローカルナイト「北海道」編の様子をお届けしていきたいと思います。(イベントページはコチラ ※Facebookページに移動します。)

今回は、 「北海道にシゴトをひとつ持とう!」をテーマに、まちづくりの仕事や地域おこし協力隊、ライターなどの職業に就く3名のゲストそれぞれの視点から、今現在の北海道との関わりやそこに至った背景などをお話いただきました。

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まずはじめに、アイスブレイクとして北海道の形と地名をそれぞれ紙に描いていきます。なかなか苦戦している出身者もいれば、地理が好きでスラスラと描いていく学生さんも。

その後、それぞれが描いた北海道を見比べながらいくつかのグループに分かれて自己紹介をし、お待ちかねのゲストトークがはじまります。

最初のスピーカーは、「一般社団法人 ホームタウン総合デザインセンター(通称:ホムデ)」の宮嶋瞬(みやじま しゅん)さん。現在は、地元・北海道で自治体と一緒に様々な企画を考えたり、「北海道ワカモノ会議」を立ち上げたりと道内を動き回りながら、後志エリア(しりべしエリア:小樽・ニセコ・余市・仁木)を中心に仕事をしています。冒頭に「僕は地元愛が偏っているので、ちょっと真面目に話してしまうかもしれませんが・・どうぞよろしくお願いします(笑)」と宮嶋さん。

 

Uターンを経て模索する「北海道」ならではの働き方。日々感じる “もったいない” から生まれていくシゴトの可能性。

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北海道新幹線の道内最初の駅がある、木古内(きこない)町出身の宮嶋さん。

大学進学とともに東京へ行き、卒業後は雑誌の編集や不動産投資の営業、新潟で200円カレーFCの立ち上げなどを経て、北海道へUターン。市町村単位で受け入れを行なっている「地域おこし協力隊」の北海道庁版の募集があったタイミングだったそう。

今回のイベント名を「もったいナイト」にしたのは、宮嶋さんが「北海道はもったいないのでは?」と思ったことがきっかけで移住を決心したという背景から。

まずは、そんな宮嶋さんから北海道の概要と大まかな歴史についてお話いただきました。

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現在、北海道の総人口は約550万人。そのうち200万人あまりが札幌で暮らしています。自治体は全部でなんと179もあるのだとか。

総面積は、四国と九州を足したよりもさらに大きい83,450㎢。稚内から函館までは約630kmほど離れており、これは東京〜岡山間に相当します。

その広さゆえ、北海道民が道内を旅行で訪れるケースも多く、旅行のスタイルは札幌から1時間半圏内の小樽や旭川が定番なのだそう。日帰り観光が多い一方で、訪日観光客も数多く訪れる北海道。滞在時間は訪日観光客のほうが長く、それに比例して消費額も多いので「各自治体でもインバウンド対策に力を入れたらいいのにな・・もったいない。」と感じている宮嶋さん。

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みなさんもご存知の通り、野菜や穀物の一大生産地である北海道。それに加えて、周辺が海に囲まれているため海産物も豊富に獲れます。ほっけはなんと99%が北海道産! 昆布や鮭も86%が水揚げされています。

こんな風に北海道が日本国民の胃袋を支えるまでに至った背景には、「北海道の開拓と開発」の歴史があるのだそう。

「余談ですが、北海道と関西は 江戸時代から『北前船』を通して交流があったんですよね! だから僕たちも今日はこうして、北海道から関西に来ています(笑)。後からバトンを渡す地域おこし協力隊の前田くんもそうなのですが、北海道で出会う方に意外と関西出身者が多いのもそんなご縁かもしれません。」(宮嶋さん)

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明治維新の頃にはじまった北海道の開拓。

寒さゆえに一度断念された後、明治4年に「屯田兵」によって再び開拓がはじまります。その際にアメリカ型の大区画で農作物を育てる農業のスタイルが確立されていきました。すると「生産地」を求めて北陸や東北地方から、さらには徳島から藍染職人などが移住してくるように。

以後、北海道型の大規模漁業や石炭などのエネルギー資源の開発、木材の輸出など、産業が発展していくとともに鉄道や海運が発展していきます。戦後は、全国で増加する人口を支えるための国家プロジェクトとして さらなる開発が進んでいったそう。

その後、石炭から石油にシフトした「エネルギー革命」によって自治体が経営破綻したり、「札幌オリンピック」による建設ラッシュで毎年4万人ずつ札幌の人口が増えたりと混沌とした開発が繰り返されると、今度はリゾート開発の時代へと突入していきます。

現在の、人口およそ5,000人ほどのニセコ町や16,000人ほどの倶知安町からなるニセコエリアでは、数々の外資系企業が進出しており、一部地域では日本語が通じないところもあるのだとか。坪単価は約500万円で北海道一高く、東京都港区と同じくらいの相場なのだそう。

このような歴史や現状があり、課題と可能性が交差する北海道のなかでも、さらに潜在的な可能性を秘めている「仁木町」。

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札幌から約58kmほど離れた町で、人口はおよそ3,300人。そのうち、大小合わせて300ほどの農園があります。

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仁木町では、年中を通してさくらんぼやプルーン、ぶどう、りんごなどのフルーツを栽培しており、品目によっては道内でもトップシェアを占めています。なかには、売り上げ規模が1兆円を超えている農園や、ハウス4本で野菜や果樹を栽培しながら生計を立てている農家さんもいるのだそう。

なんと、朝にサーフィンをしてから収穫をはじめる という羨ましくなるようなライフスタイルの農家さんも・・! 会場からは思わず、感嘆の声が聞こえてきます。

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嶋田茂農園「匠」でつくっている愛してアイコを使用したトマトジュース(1本1000円)

また、仁木町は「愛してアイコ」というブランドミニトマトの一大生産地。数あるミニトマトの中でも特に甘く、長細いプラム型のフルーツトマトで、一般的なトマトに比べて約2倍ものリコピンを含んでおり、ビタミンやミネラルも豊富なのだそう。

仁木町では現在、0.1haから農業が可能 だそうですよ! (※0.1ha=ハウス1本分程度に相当)

「北海道には、これまで紹介してきたような豊富な地域資源があるにもかかわらず、どこかもったいない気がするんです。」と宮嶋さんのお話は続きます。

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例えば、隣の町と比べて自分の町を謙遜しがちな住民の方々。

宮嶋さん自身が道外に出て感じた地元の良さを、地域のみんなも気づくことはできないか。そのためには一体何が必要なのだろう・・と考える日々。

「このような、日々感じている『もったいない』ことや、地域に足りていない部分を、多様なメンバーとひとつのチームになって補っていきたい。そういったところにきっと、『シゴト』が生まれる可能性があるんだと思います。仁木町は役場も一緒にチャレンジができる町! 僕は、北海道の扉は仁木町から開いてきたのではないかと思っています。」(宮嶋さん)

そんな「もったいない」ことを できるところから解消していこう! と、他にも余市町に移住相談窓口の機能も合わせもつ「COFFEE STAND by shizuku」をオープンしたり、積丹(しゃこたん)半島で古民家のDIY合宿を企画したり、「北海道ワカモノ会議」を立ち上げたりと精力的に動いている宮嶋さん。いきなり「暮らす」というかたちではなく、まずは様々な角度から北海道や仁木町を訪れるきっかけをつくっています。

北海道や仁木町に興味がある方はぜひ一度、宮嶋さんの元を訪れてみてはいかがでしょうか。

続いてのスピーカーは、「greenz.jp」などで記事を書いているフリーランスのライター、北川由依(きたがわ ゆい)さん。大学進学とともに北海道を訪れ、社会人生活も含めて10年間 札幌で暮らしていました。2015年に家族と一緒に京都に移住。現在は子育てをしながら取材・執筆などを行なっています。

 

大学進学とともに訪れた北海道で暮らした10年間。地域を離れた今でも関わり続けることができる「ライター」という仕事。

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新卒で中小企業の支援や農産物のブランディング、商店街の活性化などを行う小さなまちづくり会社に入社した北川さん。

就職活動の際には、地元・三重に戻る選択肢も考えたそうですが、自分が思い描くキャリアを実現するためにも、大好きな人たちがいる北海道で働くことを決意。もともと学生時にインターンで関わっていたことがきっかけだったのだとか。

当時は、札幌に住む若者向けの農業体験を企画・コーディネートしたり、様々な起業家の方々にお話を聞きに行ったりと北海道内を駆け回るような毎日。刺激的な一方でとにかく忙しく、子育てをしながら仕事を続けていくイメージが湧かなかったそう

greenz.jp/yui kitagawa

それでも、これまで北海道で出会ってきたような 自分のまちに誇りを持って働く起業家や、我が子のように愛情を込めて作物を育てる生産者の方々の「想い」を届けることはできるかもしれない! と未経験からライターをはじめて4年が経ち、現在に至ります。

北海道にも取材で足を運び、記事を執筆。北川さんのように「ライター」という仕事を通して、これまで縁があった地域とつながるという選択肢があることも、今回のイベントのテーマである「北海道にシゴトをひとつ持つ」ためのヒントになるかもしれません。

また、北川さんが記事を書いている「greenz.jp」には、様々なまちづくりやソーシャルビジネスの事例が掲載されているので、興味がある方はぜひリンク先を訪れてみてくださいね。

最後のスピーカーは、仁木町で2017年5月から地域おこし協力隊として働いている前田将克(まえだ まさかつ)さん。現在は協力隊として、オーガニックワインやブランドミニトマトを使用したご当地バーガーの開発や空き家の利活用などを行っています。

 

日本一周を走る道中、北海道で出会った素敵な風景とやさしい人々に魅了されて移住を決意。現在は地域おこし協力隊として、仁木町で働いています。

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前述の通り、兵庫県出身の前田さん。北海道との出会いは日本一周を走っていた時のこと。

(※詳しく知りたい方はこちらの記事へ: http://hashireruya.com/maeda-interview)

走るのがとにかく好きで、小さい頃から陸上競技に打ち込んでいた前田さん。高校時に怪我をして以来、思うように走れなくなってしまったそうですが、卒業時に何気なく地元を走った時の桜並木がとてもきれいで、“景色を楽しむ” という走り方があることに気づきます。

その時、前田さんのなかに「もっといろんな人や景色に出会いたい!」という気持ちがふつふつと湧き上がり、高ぶる気持ちを抑えられずに19歳で走りながら日本一周することを決意。

兵庫県を出発し、まずは和歌山県へ南下。その後、海岸沿いを反時計回りに進んでいきます。何度も “辞めようかな” と思う日があったそうですが、人との出会いや壮大な風景が背中を押してくれました。

なかでも、北海道では心に残る出会いがたくさんあったのだとか。宿がない地域では、地域の方々が「うちに泊まったら?」と声をかけてくれたり、3日連続でBBQに呼んでもらったり。

約1年半かけて日本一周を無事に走り終えたある日、「北海道でもマラソンに関する企画をやってみないか?」と声をかけられ、前田さんは再び北海道を訪れます。

現在、地域おこし協力隊として携わっている仕事内容は、ご当地グルメの開発やワインツーリズムの企画、空き家の利活用、そしてマラソンの企画など多岐に渡ります。

仁木町地域おこし協力隊Facebookページより拝借。

こちらが前田さんが開発した「旨み豚ワインバーガー」

仁木町のミニトマトやオーガニックワイン、そして隣接する余市町の豚肉。それぞれ素材はいいものなのに、地元で食べられる機会が少なく、そういった素材の良さを一口で味わってもらいたい! と考案。これまで2回ほどイベントで出店したそうですが、どちらもすぐに完売。

先ほど宮嶋さんが話していたように、北海道は豊富な生産地であるということを改めて思い出します。

現時点ではイベントのみの出店ですが、今後は空き家の利活用も交えて店舗をつくれないか検討中なのだとか。無償で提供してもらえる空き家も見つかり、少しずつプロジェクトが進んでいきます。

前田さんのように “走る楽しさを伝えたい” という自分自身がやりたいことや、“仁木町にあるいい食材を活かしたい” という地域資源の発掘など、様々な角度から地域との関わりをもつことで、地域で新たにシゴトをつくっていける可能性が広がるのかもしれません。

ゲストトークが終わったあとは、交流会。

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▲仁木町企画課の半田さん。

筆者が参加したグループには、“北海道あるある” を話す出身者や所縁のある参加者が集まっており、みなさんからは「北海道愛」がひしひしと伝わってきました。

「関西でイクラがこんなに高いとは思っていなくてびっくりした! 朝ごはんでよく食べたな〜」「小学校の体育はスキーかスケートどっちだった?」「除雪車に雪の壁を作られて家から出られない時あるよね。」「今は京都で家族と暮らしているけれど、出身者としていつか 北海道の冬の寒さを子どもに伝えたいな〜」などなど、お話は尽きません。

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最後は全体で円になってひと言ずつ感想を共有。

「いずれは札幌に戻ってまちづくりの仕事がしたいけれど、今は何ができるか正直わかりません・・」「地元である北海道は好きだけど、自分がやりたいことと北海道というキーワードを絡めるのは現時点では難しいなと思いました。でもいつかは地元に帰りたいです。」という若者からの生の声もありました。

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--いつか、地元に関わる仕事をしたい。

そんな風に考えている若者にとって、新たな選択肢を知るきっかけになった今回の「北海道もったいナイト」。

「このまちにはこれが足りていないな」「このまちのこんなところがもったいないな」というところから新たに仕事をつくっていく宮嶋さんや、ライターという仕事を通してまちとつながる北川さん、そして、地域おこし協力隊という仕事を通して新たにこのまちで働きはじめた前田さん。

様々な職業で地域に関わっているゲストの方々と出会うことで、若者の思い描く「いつか」が前よりも一歩、現在に近づいたのかもしれません。

 

--「学生のまち、京都」だからこそ。

学生や若者が、ゲストのみなさんのような「人」や、新たな角度から見た「地域」と出会えるきっかけを、私達は「Meets Local(ミツカル)」を通してつくっていきたいと思っています。

京都で地方をもりあげていきたい学生の方・若者のコミュニティづくりや京都での企画に興味のある自治体の方など、ミツカルについて興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

担当:株式会社ツナグム ミツカル担当 藤本 MAIL:info@tunagum.com

 

仁木町で1/19〜21に開催される「NIKIインキュベーションプログラム」をご紹介!

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「いつかは地元で何かしたい!」「何ができるかわからないけれどまずは地域へ行ってみたい!」NIKIインキュベーションプログラムは、そんなみなさんにオススメの企画です。

例えば、4〜10月に農業のシゴトを見つけたとして、あなたは残りの半年間をどのように過ごしますか? 仁木町では果樹栽培が盛んな一方で、規格外のものは市場に並びません。そんな「もったいない」果物をあなたならどのように活用しますか?

これらは宮嶋さんが話していたことのほんの一例ですが、そういった “シゴトづくり” に興味のある方はぜひ「NIKIインキュベーションプログラム」に参加してみてくださいね。仁木町にシゴトをひとつ持てる機会になるかもしれません。

参加申込みはコチラから。

 

「鳥取で働きたい。」そんなあなたに知ってほしい、鳥取県のユニークな企業3社によるプチ説明会を開催!|鳥取ナイトイベントレポート【11/24】

“若者たちが地元で働くこと、生きることをもっと身近に”

地域で活躍するゲストを他府県から京都にお呼びし、これからの「仕事」や「暮らし」を参加者みんなで考えるローカルナイト。ここ最近、これまで「地方」と言われてきた全国各地に若い世代が移住し、新たな取り組みや仕事づくりを始めることも珍しくはありません。

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現在日本では、5割を超える学生が地元就職を希望しているそう。(※1) その一方で、距離や金銭面で就職活動がしづらいことや、地元企業との出会いや地元とのつながりが少ないこと、地域の最近の動きを知らないことなどが課題となり、なかなか地元就職につながりにくいという現状もあります。

(※1)マイナビが2017年5月に発表した「2018年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、地元就職希望率は51.8%。

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ローカルナイトは、そんな学生や若者たちが新たな選択肢へ踏み出せるきっかけを、学生の街・京都でつくっていけないかという取り組み。同郷の人たちが気軽に集える若手県人会のようなコミュニティにもなっています。(※ローカルナイトはMeets localの取り組みのひとつです。)

本日は、11月24日に京都リサーチパーク町家スタジオで開催したローカルナイト「鳥取県」編の様子をお届けしていきたいと思います。(イベントページはコチラ ※Facebookページに移動します。)

今回は、一緒に仕事をしていける仲間と出会いたい! と、鳥取県からまちづくりや食、観光などの分野で新たな仕事づくりに取り組んでいる3社によるプチ説明会が開催されました。最初のスピーカーは「NPO法人 学生人材バンク」の代表理事を務める、中川玄洋(なかがわ げんよう)さん

 

若者のチャレンジが生まれ続けるまちはおもしろい!大学進学とともに訪れた「鳥取県」で、若者と地域や企業をつなぐ「きっかけ」づくりをしています。

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静岡県出身の中川さん。大学進学を機に鳥取を訪れ、地域のおもしろい大人とたくさん出会えたことが 現在の仕事に就く全てのはじまりだったそう。

自分がここで体感した “鳥取の可能性” や “地域のおもしろさ” を後輩達につなげていきたい。そんな思いから在学中に任意団体「学生人材バンク」をスタートさせました。そして、2008年には団体をNPO法人化。現在は7名のスタッフとともに、県内の農山村地域へのボランティア派遣や地元企業への長期インターンシップのコーディネートをしています。

長年、地域と関わり続けてきた中川さんの元には、「うちの空き家、これからどうしよう・・」「今度地域でイベントをしたいけど人手が足りない・・」といった地域住民の悩みや課題が自然に集まってきます。このように人手が足りていないところへ全国から学生や若者を送り込むことはできないだろうか、そんな構想のなかで生まれた「農村体験村咲ク」というプログラム。

智頭町の中島集落で実施したのは、農村に興味がある学生を中島へ送り込み 公民館の有効活用を地域の方々と一緒に考えるというものでした。

「地域の人だけだとできないことも、若者が関わるとおもしろくなる。さらに、遠くからも関わってくれることで、地域はもっとおもしろくなるんです。大事なのはそれぞれの役割分担。」と中川さんはおっしゃいます。

▲卒業生とは現在も交流が続いており、この日も当時学生だった方が中川さんに会いに参加していました。

他にも、学生人材バンクでは、日野町という地域で「日本きのこセンター」(※詳細は記事後半へ)と連携し、原木しいたけを研究したい・育てたい若者と、原木しいたけの栽培を一緒に取り組んでくれる農家をコーディネートしたり、鳥取県で働きたい若者の支援をしたりしています。

▲ハンター民宿「BA-BAR」の女将をしている上田さん。

そんな鳥取県には、各地からおもしろい若者が集まってきます。

ある日、若い女性から「学生人材バンクで働きたいです!」という連絡があったそう。彼女は、学生時から人と動物の関わりについて興味をもち、動物福祉サークルの活動や野生生物について学ぶために国内外を渡り歩いてきた経歴の持ち主。さらには、狩猟免許ももっていました。現在は、NPOやハンターの仕事、そしてハンター民宿「BA-BAR」の運営など複数の仕事を掛け持つスタイルをとっています。(※29年度は育児に専念中。)

人口が少なく課題も多い地域では、ひとつの仕事だけで生計を立てるよりも、彼女のように民宿や飲食、農業、デザインなど収入源を複数もって暮らしている方も少なくはありません。最近では、第3者への事業承継というかたちで、後継ぎがいない農地の活用も進めているそう。

さらに、これまで地縁のなかった学生や若者が、プロジェクトやボランティア活動をきっかけに地域と深く関わることで、鳥取にその後も残っていく流れができており、地域側でも空き家を提供してくれる方が現れるようになりました。なかには「家賃5万円でどうや。もちろん年間でね!」という方もいるのだとか。

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鳥取県は日本で最も人口が少ないのですが、最初にいい人に出会うと次のいい人を連れてきてくれるんです。僕らはその現象を「いい人ほいほい」と呼んでいて。人が少ない分、地域の役や雑務を頼まれることは多いです。自分で断る基準を定めるのは確かに難しいのですが、そんな地域だからこそ、自分がここにいる意味を確かめやすいのではないかと思います。鳥取県にも知らないだけで、いろんな仕事や暮らしの選択肢があることを今日のイベントを通して知っていただけると嬉しいです。(中川さん)

続いてのスピーカーは、建設コンサルティングを行なっている「アイコンヤマト株式会社」の企画課・新啓太朗(あたらし けいたろう)さん

 

業務内容には、GISシステムの開発やドローンの活用なども。建設コンサルの会社で「設計」や「システム開発」にチャレンジしたい人材を募集しています!

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建設コンサルタントは、道路や架線などの「公共インフラ」を整備するために 計画・測量・調査・設計など、工事に到るまでの準備段階を整える仕事です。近年では、新しいインフラを整備するよりも老朽化したインフラの整備や台風の痕跡調査などの仕事が増えているそう。

大手のIT企業だけではなく、地方の建設コンサルタントの仕事においても「IT分野」のスキルが活かせることはみなさんはご存知でしょうか? 本日は、アイコンヤマトが携わっている業務を通して、地方でもITの仕事ができるという側面をご紹介していきたいと思います。(新さん)

ひとつ目に「GIS(※1 地理情報システム)」の開発。こちらはGoogleマップのストリートビューをイメージするとわかりやすいかもしれません。画面をクリックしながら動かすと、画面に映っている風景が同じように動くシステムです。

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社内には「これは画期的な技術で、Googleマップ以前に弊社が開発していたんだ!」とおっしゃる方もいますが、本当かどうかは正直わかりません・・(笑)と笑みを浮かべる新さん。

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▲ドローンの活用(写真提供:アイコンヤマト株式会社)

ふたつ目に「ドローン」の活用。測量の現場で使用する場面が増えてきたことから、アイコンヤマトでは現在、3台のドローンを持っています。ドローンで撮影したものをもとに「点群データ」を作成し、そこから地形図や断面図を作成。そして、インフラ整備に必要なデータを3Dで再現していきます。

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このような点群データ作成の技術を応用して、鳥取城跡を再現したバーチャル動画を制作。エンジニアチームで、お城の軒下の細かいところの再現に注力したそうですが、「つくってはみたもののうまく活用しきれていなくて・・会場の後ろに座っておられる鳥取県さんの観光PRにいいと思うんですけどね。 どうでしょうか(笑)」と新さん。

実際に社内でも今後、ゲームソフトや観光PRに活用していけないかと考えているのだそう。

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▲鳥取城跡を再現した点群データ(写真提供:アイコンヤマト株式会社)

さらには、ディープラーニングを用いた自動図面化システムを開発中とのこと。これらの業務は、自分の力を試してみたいエンジニア志望の方にとって、ワクワクするような内容かもしれません。

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アイコンヤマトでは現在、「設計士」や「システム開発」ができる人材を募集しています。地方や地元で自分の力を活かしてみたい方、地元に戻りたい・鳥取で暮らしてみたいエンジニア志望の方はぜひ一度、お話を聞いてみてはいかがでしょうか。

県内同業者の中でも女性社員の比率が高く、子育てしながらも働きやすい・女性が活躍しやすい職場環境も整っているアイコンヤマト株式会社。また、「目指すべき道しるべが大事!」という社長の方針で理念を大切にしながらも、アットホームな会社なのだそうですよ。

(※1)GIS・・位置に関する様々な情報を持ったデータを電子的な地図上で扱う情報システム技術の総称。(国土交通省HP 参照)

本日最後のスピーカーは、原木しいたけを研究・販売している国内トップメーカー、「一般財団法人日本きのこセンターグループ 菌興(きんこう)椎茸協同組合代表理事組合長の下田 秀一(しもだ ひでかず)さん

 

「ブランド」の定義が変わってきている現代。産地力を高めた「きのこ」を通して、次世代の若者が魅力を感じてくれる「鳥取県」へ。

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鳥取市にある「菌興椎茸協同組合」は、日本産原木しいたけの最先端の研究や栽培指導、商品開発などを行う組合。下田さんは主にマネジメントやマーケティングを担当しています。

まずはじめに、百貨店と共同開発した「そのままたべるきのこ」を一例として挙げながら、食のブランディングについてのお話がスタート。こちらの商品は、農産物ブランディングの成功事例として多数のメディアにも取り上げられました。

これまでの一般的な「ブランド化」とは、ブランド名を売ってブランド力を高めるという方法で確立されてきました。しかし、現在は、産地力を強くする・維持するためにモノの付加価値を高めていくことがブランディングの大きな目的となっています。クオリティが高いものをつくることは大前提の上で、「ブランド」という言葉のもつ意味が時代の流れとともに変化しています。(下田さん)

さらに、ブランド力や価格によって購入する層が異なるので、新たな市場を開拓する時は どこに向けてどのように売るのかを明確に考えることが肝になるんです、とお話は続きます。

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▲写真手前が「そのままたべるきのこ」。スナック感覚で食べられます。

その次に生産者がクリアしなければならないのは、求められる「生産量」をどうやって確保していくか。

現在、日本全国の農地は今後も存続できるかどうかという課題に直面しています。生産者自身も対策をとっていかないと、場合によっては10年後に「消滅産品」になり得る可能性もあるのだとか。

実際に下田さんたちが高齢の生産者にアンケートをとったところ、ほとんど後継者がいないことが判明。さらには、「息子は継がないけれど、相続の関係で農地の譲渡はできない。」という声も。

しかし、幸いなことに「やりたい人がいるなら無償で場所は貸すよ!」「若者がやるなら師匠をしてもいいよ!」という農家の方もおられ、現在、鳥取県や中川さんと連携しながら「鳥取プログラム」として、原木しいたけの生産力を高めていこうと若い生産者を募集しています。

また、鳥取県では現在、百貨店で1本あたり1296円の原木しいたけ「鳥取茸王」を育てる地域おこし協力隊も募集中だそうですよ。(※締切は2018年1月31日)

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正直、私たちの仕事は働く上で自分に「執念」がないとできないと思います。しかし、これまで全国の農山村を巡りながら若くして頑張っている方々にたくさん出会ってきましたし、雇用条件が整わないなかでも「鳥取できのこの仕事がしたい!」と連絡をくれた若者もいました。彼らは「生活=理念」があるんですよね。そういう若者たちに「地域を担え」とか「後は任した」とは言いたくないんです。「きのこ」を通して、彼ら・彼女らがこれからも居続けたくなるような、次世代に継ぎたくなるような、そんな魅力ある鳥取県にしていきたいです。(下田さん)

会場が下田さんの熱量に包まれたところで、本日のゲストトークは終了。鳥取県の産品を片手に交流会がはじまりました。

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中川さんとの久しぶりの再開で思い出話に花を咲かせる参加者や、鳥取県に学生を送り込む方法を考える大学職員の方々。「鳥取に来てみたい学生や地域に興味がある学生がいたら、こちらで対応しますのでぜひ送り込んでください!」と中川さん。

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最後に、参加者からひと言ずつ感想を共有して本日の「鳥取ナイト」は終了。

「農村体験村咲ク」の卒業生で中川さんに会いにきていた男性も、「僕は地元である京都に拠点を構えてしまったので鳥取に移住することはできないけれど、今後もつながりを考えたいですし、おもしろい学生がいたら玄洋さんのところに送り込みます!」とおっしゃっていました。

 

「鳥取県で働きたい!」そんなみなさんへ。

鳥取県では、鳥取県内で働きたい若者を応援するために、

・鳥取県内企業の採用面接を受ける際の交通費の助成

・鳥取県内に就職する35歳未満の学生や既卒者の奨学金返済の助成

などの支援があります。

また、大阪・梅田第3ビルには鳥取県関西本部もあるので、鳥取県への移住が気になる方、鳥取県で働いてみたい方はぜひ気軽に訪れてみて下さいね。

 

「いつか地元で」と思っている学生がいる一方で、「大学を卒業してすぐに地元で働くイメージをもてない」という声を耳にすることもしばしば。まずは、中川さんたちのような大人が地域にいることを知り、出会い、実際に現場を訪れてみることで若者のキャリアの選択肢は広がるのかもしれません。

 

--「学生のまち、京都」だからこそ。

学生や若者が、ゲストのみなさんのような「人」や、新たな角度から見た「地域」と出会えるきっかけを、私達は「Meets Local(ミツカル)」を通してつくっていきたいと思っています。

京都で地方をもりあげていきたい学生の方・若者のコミュニティづくりや京都での企画に興味のある自治体の方など、ミツカルについて興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

担当:株式会社ツナグム ミツカル担当 藤本 MAIL:info@tunagum.com

北陸 3県UIターンフェア(福井・石川・富山)に参加しました!

こんにちは!移住したがりライターの鈴木伸也です。

私ごとですが、アラサーになってここ数年、どこで暮らそうかと、ものすごく考えるようになりました。
というのも、自分自身の仕事や暮らしがどうこうというよりも、将来的に子どもができたときにどんな環境で育てたいかなぁと妄想するようになってから、どこで暮らすか、つまり移住という選択を考えるようになったのです。

京都に移住してから10年ちょっと。
京都の外ではどんな暮らしができるのかなぁと思っていたところに、株式会社ツナグムさんにお誘いいただき、「北陸3県UIターンフェア」に参加してきました!

福井、石川、富山の北陸3県のことは、観光地としては大好きなものの、移住先として考えたことはなかったのですが、話を聞いたらめっちゃ興味が湧いてしまいました・・・!

約3時間の北陸3県UIターンフェアをギュギュっと詰め込んでお届けします。

3県のPRからスタート

今回のUIターンフェアの内容は、「トークセッション x 2」と「移住相談ブース」の大きく2つです。
まずは、3県の担当者から各県の魅力などを簡単に紹介。

▼恐竜博物館の写真で福井県さん

▼兼六園の庭園の写真で石川県さん

▼立山連峰の写真で富山県さん

やっぱり観光地としての北陸3県はとても魅力的。
大自然へのアクセスが容易ですし、その自然の恵みから生まれる食べ物がとても豊か。
とにかく私の頭の中は食べ物でいっぱいになっていたのですが、そんな参加者を予測していたのか、会場には各県の名産品(お菓子と飲み物)がたくさん用意してありました。

食の北陸だからこそ胃袋をつかもうという3県の作戦ですね。

▼石川県さんのお土産

▼富山県さんのお土産

▼福井県さんのお土産

私は迷わず「大福あんぱん」に手を伸ばしました。

先ほど、このUIターンフェアには大きく2つのコンテンツがあると言いましたが、このお菓子コーナーは3つ目のコンテンツとしてとても賑わっていました。
お菓子を囲んで参加者同士が交流していて、初めましてにもかかわらず、とても楽しそう。

UIターンフェアというと、各県の相談ブースで担当者と話をするのが一番の目的なので、他の参加者と交流することはほとんどないのではないでしょうか。

連絡先を交換している人もいて、UIターンフェアは移住仲間が見つかる場所でもあるのかぁと新しい発見がありました。

トークセッション1.北陸のしごとライフスタイル丸わかりセミナー

最初のトークセッションには、移住・就職の専門員が登壇。
3県で色分けされています。

▼富山グリーン

▼石川ブルー

▼福井ピンク・・・!?

福井県はまだ法被がないそうですが、ブースはピンク色で統一されています。

移住を考えるきっかけは人それぞれだと思いますが、新しい土地での暮らしや、特に仕事はみなさんが気になるポイントですよね。

私自身は、移住を考えるときは「どんな仕事をしたいか」ということよりも、「どんな暮らしをしたいか」を優先してしまい、ついつい仕事については後回しにしてしまいがちなのですが、このトークセッションでは「暮らし」だけでなく、「仕事」にもしっかりフォーカスしていました。

移住の不安や悩みに答えるべく、数々の移住相談を受け、実際に移住した人をサポートして来た専門員による各県の特徴を簡単にまとめます。

北陸3県の仕事編

●富山の仕事

職人のまちも。工場勤務が未経験でも手に職をつけられる。工芸の職人にもなれる。

共働きが多く(共働きしやすい環境)、貯蓄も多い。20代で家を購入する人もたくさんいる。

●石川の仕事

2次産業が盛んで、部品や製品などシェア日本一の企業がたくさんある。
大手企業はもちろん、大手を支える中小企業も元気。
ちなみに本物のカニのようなカニ風味かまぼこのシェアナンバー1は石川県の企業。

●福井の仕事

福井もものづくりが盛んな県で、社長輩出率が都道府県1位。
求人倍率は2倍なので仕事はたくさんある。
宇宙産業に力を入れていて、超小型の人工衛星を打ち上げるプロジェクトが県内の複数企業によって始動中。

私のイメージでは、北陸3県の産業は、富山はチューリップとお米、石川はのどぐろ(魚)とお米、福井は鯖とお米と、1次産業が強いということしか知らなかったので、こんなにも2次産業が活発だったとはと驚きました。

北陸で田舎ぐらしと聞くと農業を連想しがちですが、工場関連の仕事(生産・営業)もたくさんあるそうです。

北陸3県で工芸や工業といったものづくりが盛んになったのは、冬は豪雪のために畑仕事ができなくなってしまうので、屋内でできる手仕事が副業として発展したそうです。

メガネといえば福井県鯖江市が有名ですが、メガネづくりも農閑期の副業として始まったのだとか。

北陸3県の暮らし編

●富山の暮らし

「田舎暮らし」がしたいという移住者にぴったり。だいたいどこからでも立山連峰が見える。富山の人にとっては当たり前の景色だけど、その雄大な景色が移住の決め手になる人もいるほど。

●石川の暮らし

 

金沢市は大きい街だけど、少し離れれば里山で子供が遊ぶ光景が多く見られる。
お祭りなど地域行事に参加しやすく、地域に溶け込みやすい風土。

●福井の暮らし

進学や就職で県外に出ていく人のおよそ3割がUターンで戻ってくる。そのきっかけは子育てで、地域の人が子どもを見てくれるし、塾に通わずとも全国トップレベルの学力をほこる。

3県とも共通して「子育て」がしやすい環境だということがよくわかりました。
都会だと子育てに孤立してしまう母親が多いとは聞きますが、田舎ではご近所で子どもを見守る文化が今でも残っているそうです。
福井県のある地域では子育てではなく「孫育て」の講習会というのがあり、今と昔では子育ての違いがあるので、その違いをおばあちゃん世代に知ってもらおうという取り組みをしています。

また、塾に通うことがあまりないというのも共通していて、学校の1クラスあたりの学生数が少ない学校も比較的多いので、先生が一人ひとりの勉強をしっかりとサポートしてくれる教育体制が整っています。

私にはまだ子どもはいませんが、結婚をしてもうすぐ30歳になるので、少しずつですが「子育て」「教育」ということを意識するようになりました。
自分自身を振り返ってみても、育ててくれたのは親だけではなく、祖父母や近所のおじちゃんおばちゃんだったなぁと思い出すと、地域のつながりというか、顔の見える関係というのはとても心強いですね。

北陸3県のプレゼンを終えて、司会の藤本さん(株式会社ツナグム)からの一言は「まずは行ってみてください!」でした。

藤本さんも3県に何度か行ったことがあるそうですが、その土地の雰囲気や魅力を言葉だけでは十分に伝わらないので、肌で感じることが一番良いそうです。

各県の担当者さんも、暮らしも仕事も最後までサポートすると力強くおっしゃっていましたので、今回のイベントに参加されていない方でも、移住を検討されていて各県に足を運ぶ際には、気軽に連絡をしてもらえればとのことでした。

移住相談ブース

移住相談ブースでは、各県から2-3名の相談員が移住の相談にのっています。

▼福井県(ふくい移住ナビ

▼石川県(いしかわ暮らし情報ひろば

▼富山県(くらしたい国、富山

3県すべての相談ブースを訪問している参加者も多かったです。一人あたり15分から20分とじっくりと時間をかけて話ができていたように思います。

大型の移住フェアだと参加者が多すぎてじっくりと話が聞けないこともあるのですが、今回のような規模だと3つの県にまたがって、それぞれを深掘りできるので嬉しいですね。
そして初めて知って驚いたのですが、移住関連のチラシやフリーペーパーってすごくたくさんあるんです!
各県ともかなり力を入れて作っているので、これを読むだけでも移住後の暮らしや仕事がイメージできます。

▼富山県

▼石川県

▼福井県

Webにも様々な情報はあるけど、情報が増えすぎてどれをみたらいいかわからない、となってしまいがちなので、こういう紙媒体を手にとって読み比べられるのも移住フェアのいいところなのかもしれません。

先ほども紹介しましたが、移住相談ブースと同じぐらい盛り上がっていたのが、お菓子コーナーです。

各県の名産品をきっかけに話が始まったり、お互いの情報を交換していたりと、とても和やかで楽しい雰囲気でした。

余談ですが、飲食コーナーでおもしろかったのは、3県のお茶比べ。
その土地に馴染めるかどうかを「水が合う」なんて言うこともあるので、お茶との相性も大切かもしれません(笑)

トークセッション2.北陸暮らしとしごとのほんとのところ

トークセッションの第2部では、実際に北陸3県に移住した人のお話を伺います。
こちらのセッションも大変盛り上がったのですが、全部はお伝えできないので、一部分だけご紹介します。

・大松育男さん(石川県へ嫁ターン)

 

兵庫県姫路市出身で、将来の子育てを考えて移住を決意し、妻の地元である石川県にIターンをされました。

移住をする前に転職活動を始め、ILAC(アイラック;いしかわ就職・定住総合サポートセンター)に相談して石川県での仕事を見つけたそうです。

移住先でどんな仕事をするかは最初は特に決めていなかったそうです。ILACさんの紹介で見つけた企業では、分野は全くの畑違いでしたが、同じ営業という仕事をされているそうです。
移住してみて大きく変わったことは、家族の時間が増えたこと。

また、プレゼンではオススメの石川県スポットをご紹介してくださいました。

・川端里枝さん(富山県へIターン)

大阪で暮らしているときに、子育てを考えて移住先を探し、週末になると、様々な地域を訪れていたそうです。
東へ北へと遊びに行くうちに出会ったのが富山県。
立山連峰の景色が移住の決め手になり、家族で移住をしました。

子どものほうがすっと地域に溶け込んでいき、子どもをきっかけに知り合いが増えたそうです。
今は、地産地消加工施設で働きながら子育てをしています。

・石坪直美さん(福井県へUターン)

大阪に住んでいて、京都で働いていた石坪さんのUターンのきっかけは、旦那さんの”東京転勤”。
旦那さんが東京転勤になり、出張も多く家にいることが少ないので、知り合いも少ない東京に住むよりは地元で暮らしたほうがいいのではと家族で話し合って、石坪さんは地元の福井県にUターンを決めました。

今は福井県越前市で小さな長屋商店街「市之助一丁目」の運営をされています。

仲間と作る「市之助一丁目」

「市之助一丁目」は、レンタルスペースと日替わりカフェのある築50年の長屋です。都会から地方に移住した人がカフェをするといったキラキラストーリーをメディアで目にすることも多く、私からするとすごい人のように見えるのですが、石坪さんは「一人ではできなかった」と振り返ります。

移住して落ち着いたころ、何かしたいけど特に決まっていなかった石坪さんは女性の起業セミナーに参加し、今の仲間に出会います。

セミナーに集まった人の中にはやりたいことはあるけど、場所がないという悩みを持った人がいたので、それなら場所を作ろうと長屋の改修を始めます。
仲間を増やすために、SNSを使って壁塗りを一緒にしてくれる人を募ってみんなで作っていったそうです。

SNSを使って仲間を集める、というのは都会的なイメージでしたが、地方でも効果があるんですね。
また、地方だからこそ、旗を立てると目立ちやすく、共感してくれる仲間が集まりやすいのかもしれません。

田舎は忙しい

富山県へ移住した川端さんの印象的な一言、「田舎はいそがしい」

田舎暮らしというと、都会の喧騒から離れてのんびりとした生活を想像するし、むしろそれを期待している人のほうが多いと思うので、ここでこんなことを書くのは憚られるべきことかもしれませんが、その理由を聞くとそれをおもしろがってくれる人もたくさんいるはずです。

田舎がいそがしいのは、「ゼロから始めること」が多いから。
例えば、こんにゃくは買わずに自分たちで作ることもあるそう。

都会での暮らしが便利になればなるほど、暮らしの一部を自分たちで作りたいという人も増えているように思います。DIYや週末農業ブームもその一つではないでしょうか。

田舎のいそがしさには、暮らしの知恵や生きる力を学べる機会がたくさんありそうだと、私は感じました。

ちなみに、福井県にはイオンモールがないそうで、なければ楽しい場所を自分たちで作ってしまおうという裏話が「市之助一丁目」にあるそうです。

関西と北陸の違い

関西と北陸の違いで大変だったことはありますか?という藤本さんの質問に、石川県に移住した大松さんの回答がこちらです。

「ボケてもツッコんでくれない」

関西のノリでボケてもなかなか突っ込んではもらえないそうで、石坪さんも川端さんも深く頷いていました(笑)

キュウリの単位が変わったという川端さんのお話もおもしろかったです。
大阪ではキュウリを1本、2本という単位で買っていたけど、田舎では1キロ単位で農家さんからもらうことがあり、キロ単位でもらった野菜をどう使おうかと、保存食の方法を学ぶようになったそう。

簡単にですが移住者のエピソードをご紹介しました。
移住といっても三者三様で、当たり前かもしれませんが、それぞれの家族の暮らし方や働き方があるんだと実感しました。

一人ひとり、家族ごとにハードルも違うので、ケースバイケースで対応してくれる相談員の皆さんの支援は心強いですし、このような場で移住を考えている仲間を増やすことも、移住に向けた一歩なのかもしれません。

トークセッション後も、各ブースでは移住の相談を受け、またゲストの方に直接お話を伺うなど、最後まで熱気が溢れていました。

最後に、イベントの開始10分で思っていたのですが、「北陸3県」というくくり方はずるいですよねぇ。
ただでさえ、それぞれの県には豊かな自然があって、海でも山でも平地でも美味しい食べ物が手に入るのに、その3県が合わさって「北陸3県」だなんて。

ーお知らせー

北陸3県への移住フェアなのに、京都で活動している株式会社ツナグムが司会してるってどういうこと?とモヤモヤしている人も少なからずいるかもしれません。

ツナグムさんは、京都への移住だけでなく、一人ひとりが暮らしたい場所で暮らすことを応援しています。

京都は地方からの学生さんや移住者が多いこともあり、京都と地方のコミュニティを作る事業(ミツカル-MEETS LOCAL-)もしていて、今回のイベントのように県庁などの自治体とタッグを組んだイベントを企画しています。

12月15日(金)には、石川県を知れる「石川ナイト@京都」が開催されます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲストには、石川にUIターンして、おもしろい取組やプロジェクトをしている20-30代の方がいらっしゃるそうです。

▼日時
12月15日(金)19:00~22:00 (18:30受付開始)
※途中参加、途中退場も可能です。その場合は事前にご連絡ください。

▼会場
京都リサーチパーク町家スタジオ(京都府京都市上京区福大明神町128)
※市バス堀川中立売徒歩3分 ※地下鉄今出川駅徒歩15分
http://www.krp.co.jp/machiya/access.html

▼参加対象
・地域での仕事やコミュニティづくりに興味がある方
・地方インターンに興味のある方
・ゲストに興味がある方
・石川出身やゆかりがある方や、興味のある方
・そのような参加者とつながりたい方
※石川にゆかりがなくても参加いただけます。学生やわかもの大歓迎

▼定員:25名程度

▼当日の内容
【01】 石川県について、いしかわワーホリについて
石川県ってどんなとこ?人や暮らし・産業や働き方などは?石川を知らない人でも出身の方でも発見のある石川県のあれこれや、いしかわふるさとワーキングホリデーの活用などのお話をします。
◉石川暮らし情報ひろば
https://iju.ishikawa.jp
◉石川県ふるさとワーキングホリデー
https://ishikawa-wh.com

【02】ゲストトーク
石川に住みながら、地域の仕事をなりわいにするゲストから、石川での人や活動をモデルに、様々な働くや暮らすについてお話します。
《ゲストスピーカー》
◉飯貝 誠 氏(東京→加賀市 Uターン)
東京の大手IT企業にSEとして従事後、結婚を期に退職し夫婦で575日間の世界旅行に出かけた後、加賀市にUターンし”大人になることがワクワクする塾”タビト學舎を設立。高校生に勉強を教え、社会人とつなげ社会を届ける傍ら、元診療所をリノベーションした塾舎を利用し、哲学カフェや、オトナの学び合い講座、まちづくり学校、地域に特化した財団の運営なども行っている。

◉福岡 大平 氏(愛知→羽咋市 Iターン)
愛知県の大学を卒業後、石川県の大学院に進学し、石川県に魅了され羽咋市の地域おこし協力隊として移住。有害鳥獣対策の一環として力を入れているイノシシ肉の特産化事業に取り組んでいる。また打ち上げ花火師として打ち上げ作業、地域コミュニティの活性化のためにコワーキングスペースの運営、地元高校の魅力化事業、地域協議会のアドバイザーなど精力的な活動を行っている。

【03】 石川にまつわるトークセッション・グループトーク
石川をテーマに、ゲストや参加者みんなで楽しく話したり・考えたりしながら、石川の新たな働き方や関わり方について発見したり、石川をおもしろがりながら参加者同士で楽しくお話します。

【04】 交流
ゲストや参加者の方とみんなで楽しく話し、つながります

▼参加費(石川産のお土産つき!!)
学生:500円
社会人:1000円

▼申込は下記フォームよりお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/11xkJqzThVkWKrJx2Dg9XcKa311MNf41pgq5SIRU7HAA/viewform?edit_requested=true

 

ローカルナイト:http://tunagum.com/localnight/
Facebookページ:https://www.facebook.com/local7110/

【12/15】石川ナイト@京都vol③〜石川にUIターンしたおもしろ人と語らう〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\知らない人ほど知ってほしい石川県!!どなたでも参加できる「石川ナイト@京都が三たび!!」/

地域で活躍するゲストを京都にお呼びし、これからの地方での
仕事や暮らしやコミュニティのあり方を考える「ローカルナイト」
今回は7月に開催し大好評だった「石川県」イベントが三たび!!

今回も石川にUIターンして活動している20-30代でおもしろい取組やプロジェクトをしている方をゲストに連れてきますので、お楽しみに!
初めてでも、石川のことを知らなくても、当日は、参加者みんなで知らない石川について話したり・石川ならではの仕事やライフスタイルやコミュニティなどを聞く場です。
石川をモデルに、これからの地方でのしごとの仕方やキャリアのつくり方、地方ならではのおもしろさを、参加者みんなでわいわいと考えてみようと思います。

そして夏に開催し大好評だった、石川のおもしろい人・場所に出会え、観光・伝統工芸・旅行・旅館・農業など興味のある分野の仕事を選んで体験(有給)できる「石川県ふるさとワーキングホリデー」の冬開催のご案内もします。

このイベントに参加すると、石川を案内してくれる方々ともつながれるので、石川に行ってみたくなること間違えなしです!
まずは京都で石川とのつながりをつくりましょう!

石川にゆかりがなくてもどなたでも参加頂けますので、
・地方の働き方や暮らし方に興味がある方
・地方でのインターン(有給)の内容に興味がある方
・地方でおもしろいことを探している方
・地方に興味がある方とつながりたい方

など、お一人でもご友人とでも、お気軽に・楽しみにおこし下さい。

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▼日時
12月15日(金)19:00~22:00 (18:30受付開始)
※途中参加、途中退場も可能です。その場合は事前にご連絡ください。

▼会場
京都リサーチパーク町家スタジオ(京都府京都市上京区福大明神町128)
※市バス堀川中立売徒歩3分 ※地下鉄今出川駅徒歩15分
http://www.krp.co.jp/machiya/access.html

▼参加対象
・地域での仕事やコミュニティづくりに興味がある方
・地方インターンに興味のある方
・ゲストに興味がある方
・石川出身やゆかりがある方や、興味のある方
・そのような参加者とつながりたい方
※石川にゆかりがなくても参加いただけます。学生やわかもの大歓迎

▼定員:25名程度

▼当日の内容
【01】 石川県について、いしかわワーホリについて
石川県ってどんなとこ?人や暮らし・産業や働き方などは?石川を知らない人でも出身の方でも発見のある石川県のあれこれや、いしかわふるさとワーキングホリデーの活用などのお話をします。
◉石川暮らし情報ひろば
https://iju.ishikawa.jp
◉石川県ふるさとワーキングホリデー
https://ishikawa-wh.com

【02】ゲストトーク
石川に住みながら、地域の仕事をなりわいにするゲストから、石川の人や活動をモデルに、様々な働くや暮らすについてお話します。
《ゲストスピーカー》
◉飯貝 誠 氏(東京→加賀市 Uターン)
東京の大手IT企業にSEとして従事後、結婚を期に退職し夫婦で575日間の世界旅行に出かけた後、加賀市にUターンし”大人になることがワクワクする塾”タビト學舎を設立。高校生に勉強を教え、社会人とつなげ社会を届ける傍ら、元診療所をリノベーションした塾舎を利用し、哲学カフェや、オトナの学び合い講座、まちづくり学校、地域に特化した財団の運営なども行っている。

◉福岡 大平 氏(愛知→羽咋市 Iターン)
愛知県の大学を卒業後、石川県の大学院に進学し、石川県に魅了され羽咋市の地域おこし協力隊として移住。有害鳥獣対策の一環として力を入れているイノシシ肉の特産化事業に取り組んでいる。また打ち上げ花火師として打ち上げ作業、地域コミュニティの活性化のためにコワーキングスペースの運営、地元高校の魅力化事業、地域協議会のアドバイザーなど精力的な活動を行っている。

【03】 石川にまつわるトークセッション・グループトーク
石川をテーマに、ゲストや参加者みんなで楽しく話したり・考えたりしながら、石川の新たな働き方や関わり方について発見したり、石川をおもしろがりながら参加者同士で楽しくお話します。

【04】 交流
ゲストや参加者の方とみんなで楽しく話し、つながります

▼参加費(石川産のお土産つき!!)
学生:500円
社会人:1000円

▼申込は下記フォームよりお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/11xkJqzThVkWKrJx2Dg9XcKa311MNf41pgq5SIRU7HAA/viewform?edit_requested=true

▶︎facebookでも広報更新
https://www.facebook.com/events/1742211836088639/

▼過去開催の様子はこちらから
【第一回】
http://tunagum.com/localnight/event&report/ishikawanightreport/
【第二回】
http://tunagum.com/localnight/event&report/170707ishikawa-night/

主催:石川県 企画運営:株式会社ツナグム

【岐阜ナイト@京都】〜「岐阜のこれからをデザイン」まちづくり×ローカルメディア×地域就職マッチング〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

\知らないひとほど知ってほしい。どなたでも参加可/

〜岐阜のまちづくり×ローカルメディア×地域就職マッチング「岐阜のこれからをデザイン」〜

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地域で活躍するゲストを京都にお呼びし、これからの地方での
仕事や暮らしやコミュニティのあり方を考える「ローカルナイト」
の今回は「岐阜県」
岐阜といえばのオススメから、人・働き方・おもしろ企業や暮らし
をたくさんご紹介!!

「KYOTO↔︎GIFU」がゆる〜くつながるイベントで、当日は、参加者みんなで知らない岐阜について話したり・岐阜ならではの仕事やライフスタイルやコミュニティなどを聞く場です。
これからゆかりをつくったり、岐阜にいくきっかけをつくったり、まずは京都でつながりをつくったりする機会にできればと思いますので、内容にご興味あれば、どなたでもお気軽にご参加ください。

《ゲストのキーワード》
まちづくり・ローカルメディア・地域商品開発・地域の就職マッチング支援・中小企業の見える化・人材を通じた活性化(インターンシップ)・Uターン・移住支援

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▼日時
12月7日(木)19:00~22:00 (18:40受付開始)
※途中参加、途中退場も可能です。その場は事前にご連絡下さい。

▼会場
京都リサーチパーク町家スタジオ(京都府京都市上京区福大明神町128)
※市バス堀川中立売徒歩3分 ※地下鉄今出川駅徒歩15分
http://www.krp.co.jp/machiya/access.html

▼参加対象(興味があればどなたでも!!)
・岐阜について知りたい・興味がある
・岐阜という地域ならではの産業や暮らしなどを知りたい
・岐阜のおもしろい人とつながりたい
※岐阜をあまり知らない方にもオススメです
※岐阜にゆかりがある方はこの機会に集まりましょう
※まちづくりやおもしろい中小企業やインターンのご紹介もしますので、学生も大歓迎

▼定員:20名程度(事前申込制)

▼当日の内容
【01】 ゲストトーク
岐阜に住みながら、地域の仕事をなりわいにするゲストから、岐阜での人や活動をモデルに、様々な働くや暮らすについてお話します。
◉園原 麻友実 氏 (NPO法人えなここ)
岐阜県中津川市生まれ。20歳から京都で暮らし、業界大手のEC運営会社にてECマーケティングを学びバイヤー・サイト運営を行う。Uターン後は、恵那市のまちづくり団体NPO法人えなここにて、地域商品の企画やローカルメディアを運営。わくわくする田舎を発信すべく活動中。

◉西尾 拓哉 氏(NPO法人G-net)
恵那市出身。 大学を卒業後、WEBの求人広告を取り扱う会社に入社。大学生の就職活動に一石を投じたいという思いと、地元岐阜に人材を通じた地域活性で恩返しをするべく、2015年4月よりG-netに入社。現在就職支援担当。

【02】 岐阜にまつわるお話
岐阜県ってどんなとこ?人や暮らし・産業や働き方などは?岐阜を知らない人でも
出身の方でも発見のある、岐阜県のあれこれをお話します。

【03】 岐阜にまつわるトークセッションや座談会
岐阜をテーマに、ゲストや参加者みんなで楽しく話したり・考えたりしながら、岐阜の新たな働き方や関わり方について発見します。

【04】 交流会
ゲストや参加者の方とみんなで楽しく

▼参加費
無料

▼申込は下記フォーム(事前申込となります)
https://docs.google.com/forms/d/11xkJqzThVkWKrJx2Dg9XcKa311MNf41pgq5SIRU7HAA/edit
▶︎facebookで情報更新
https://www.facebook.com/events/744961642295326/

主催:岐阜県「清流の国ぎふ暮らしセミナー」
企画運営:株式会社中日アド企画・株式会社ツナグム

※残り10名※【北海道もったいナイト@京都】〜北海道にシゴトをひとつ持とう〜

 

 

 

 

 

 

 

 

10/20→12/1に変更して「北海道イベント@京都」を開催します。
ライトな雰囲気です。お一人でも友人とでも、興味があればどなたでも参加可能です。

\知らないひとほど知ってほしい/
【北海道もったいナイト@京都】
〜北海道にシゴトをひとつ持とう〜

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地域で活躍するゲストを京都にお呼びし、これからの地方での
仕事や暮らしやコミュニティのあり方を考える「ローカルナイト」

今回は、国ほどのデカさがある北海道を、京都・大阪にてご紹介します!

1日目の京都では、北海道って、住んでみるとどんなところなのか?シゴトあるの?という基本的な部分から、北海道に移住→起業してみた実体験まで、ライトかつディープな夜としたいと思っています。

「冬は寒いけど、家の中はTシャツで過ごす人たち」「バーベキュー=ジンギスカン(ラム肉)」「札幌から知床の距離は、京都から東京ぐらい」「ニセコは外国人が毎年1000人以上増える」、などなど。

当日は、参加者みんなで北海道について話したり・知ったり・北海道ならではの仕事やライフスタイルやコミュニティなどをおもしろがりながら話す場です。
これからゆかりをつくったり、北海道にいくきっかけをつくったり、まずは京都でつながりをつくったりする機会にできればと思いますので、内容にご興味あれば、どなたでもお気軽にご参加ください。

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▼日時
12月1日(金)19:00~22:00 (18:40受付開始)
※途中参加、途中退場も可能です。その場は事前にご相談下さい。

▼会場
京都リサーチパーク町家スタジオ(京都府京都市上京区福大明神町128)
※市バス堀川中立売徒歩3分 ※地下鉄今出川駅徒歩15分
http://www.krp.co.jp/machiya/access.html

▼参加対象
・北海道について知りたい・興味がある
・北海道に行ったことがない、修学旅行以来行っていない
・北海道という地域ならではの産業や暮らしなどを知りたい
・北海道のおもしろい人とつながりたい

▼定員:20名程度(事前申込制)

▼ゲストスピーカー
◉宮嶋 瞬氏
北海道出身。地域おこし協力隊の北海道庁版にて採用、Uターン。雑誌編集、不動産投資営業、200円カレーFC立ち上げを経て現在に至る。自治体との企画や北海道ワカモノ会議立ち上げ等行い、今年8月に余市町にて移住案内所+コーヒースタンドをオープン。
▶︎COFFEE STAND by shizuku
https://www.facebook.com/coffeestand.by.shizuku/
▶︎北海道ワカモノ会議
https://www.facebook.com/wakamono.hokkaido/

◉前田 将克氏
兵庫県出身。日本一周ランナーとして1年6ヶ月をかけて完走し、北海道を選択、17年より北海道仁木町地域おこし協力隊。企画会社での業務を兼務し、マラソンをピクニックのように楽しめるイベントを全国各地で開催、協力隊としてはオーガニックワインや高級ミニトマトを使ったご当地バーガー開発などを行う
▶︎仁木町地域おこし協力隊
https://www.facebook.com/nikiokoshi/

◉北川由依 氏
三重県出身。大学進学を機に、北海道札幌市へ引越し。道内各地を巡るなかで、北海道のまちや食に関心を持ち、札幌の企業に就職。農業体験のコーディネートやインターンシップ事業、農産物の流通事業に携わる。
自分のまちに誇りを持って働く起業家や、我が子のように愛情を込めて作物を育てる生産者の想いを届けるため、現在はフリーランスのライターとして取材・執筆を行なう。
2015年京都へ移住。小樽出身の夫と、4歳の女の子、0歳の男の子の4人暮らし。
▶︎greenz.jp
http://greenz.jp/author/kitagawayui/

▼参加費
1000円(1ドリンクつき)
※ニッカウイスキー・トマトジュース・コーヒーなどを予定
※仁木町名産のぶどうなどの試食も予定

▼セミナー概要(予定)
・飲みながらゆるくスタートします
・北海道についてやみなさんが知らない北海道についてゲストからお話しを聞きます
・北海道のあれこれをゲスト3名で楽しく語ります
・北海道をテーマに参加者みなさんで少しお話しします
・あとは交流会で飲んだり、話したりします
※今回は交流会をしっかり時間をとっている、よりどなたでも参加しすい内容です。

▼申込は下記フォーム(事前申込となります)
https://docs.google.com/forms/d/11xkJqzThVkWKrJx2Dg9XcKa311MNf41pgq5SIRU7HAA/edit

▶︎facebookでも情報更新
https://www.facebook.com/events/1613246218722269/

主催:北海道仁木町 企画運営:株式会社ツナグム

【ローカルナイト「鳥取」@京都】 〜食ブランディング×学生人材バンクのシゴト〜

 

 

 

 

 

 

\いろんな鳥取をご紹介。知らないひとほど知ってほしい/

【ローカルナイト「鳥取」@京都】
〜食ブランディング×学生人材バンクのシゴト〜

地域で活躍するゲストを京都にお呼びし、これからの地方での
仕事や暮らしやコミュニティのあり方を考えるローカルナイトの今回は「鳥取県」

鳥取県の食や観光、健康などの仕事創りを一緒にやってもらえるメンバーを募集するプチ説明会を京都で開催します!
今回は、食品関係とまちづくり関係からゲストをお呼びしました。
地方で働いてみたい人、鳥取で働いてみたい人募集です。
鳥取のおもしろいオシゴトのお話します

といっても、ちょっと鳥取のシゴトの話を聞いてみたい、鳥取の暮らしぶりを聞きたい、鳥取のオススメスポットやおもしろい人に会いたいというぐらい、気軽におこしください。

今回はとにかくゲストがおもしろい!!!

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▼日時
11月24日(金)19:00~21:00 (18:40受付開始)
※途中参加、途中退場も可能です。その場は事前にご相談下さい。

▼会場
京都リサーチパーク町家スタジオ(京都府京都市上京区福大明神町128)
※市バス堀川中立売徒歩3分 ※地下鉄今出川駅徒歩15分
http://www.krp.co.jp/machiya/access.html

▼参加対象
・鳥取について知りたい・興味がある
・鳥取という地域ならではの産業や暮らしなどを知りたい
・鳥取のとびっきりのおもしろい人とつながりたい

▼定員:20名程度(事前申込制)

【内容(予定)】
①鳥取トーク(暮らしの話、企業の話)
②鳥取県からのお知らせ
③交流・個別相談

【パネラー】
◉下田秀一(シモダ シュウイチ)
1959年生まれ。地方銀行の役員から、原木しいたけ業界に関わって丸三年。「鳥取茸王」や「115フェア」など、原木シイタケのブランディングを行ない、全国の生産者からの相談を受ける日々、現在は菌興椎茸協同組合の組合長という勤める。
日本の国土の約7割は森林であり、社会的インフラと言っても過言ではない水や空気は里山地域が支えています。
鳥取県では、関係者が一丸となって「きのこ王国とっとり」の実現に向けた取組を進めています。その一部、右腕を担えるような人材を募集中。

◉中川 玄洋(ナカガワ ゲンヨウ)
NPO法人学生人材バンク 代表理事
大学進学をキッカケに鳥取の地へ。在学中、鳥取の大人と地域のおもしろさと可能性を感じ、大学生と地域を繋ぐ任意団体「学生人材バンク」を設立、2008年にNPO法人化。農村地域に学生ボランティアを参加させるプロジェクトや、学生が米を生産から販売、地域交流まで行なう”三徳レンジャー”プロジェクトに派生するなど、学生企画の支援も行なう。また狩猟免許を持った職員に農家民宿を開業させる半NPO半ハンターのプロジェクト支援や、鳥取県からの委託による県内の地域おこし協力隊のバックアップ等をおこなっている。

▼参加費
無料

▼申込は下記フォーム(事前申込となります)
https://docs.google.com/forms/d/11xkJqzThVkWKrJx2Dg9XcKa311MNf41pgq5SIRU7HAA/edit

※Peatixでも申込受付
http://ptix.at/yK0Ghv

▼facebookでも情報発信
https://www.facebook.com/events/307647143069271/

【9/13(水)】島根ナイト@京都開催しました!

“若者たちが地元で働くこと、生きることを、もっと身近に。”

地域で活躍するゲストを他府県から京都にお呼びし、これからの「仕事」や「暮らし」を参加者みんなで考えるローカルナイト。

みなさんは今、自分の地元のことをどのくらい知っていますか? 観光で訪れるならどこがオススメで、就職先にはどんな企業があって、その地域にはどんな人たちが暮らしていて・・

170913 shimane night

ここ最近、これまで「地方」と言われてきた全国各地に若い世代が移住し、新たな取り組みや仕事づくりを始めることも珍しくはありません。そんな人たちが自分の地元にいることを、就職や進学で転居した若者たちはどのくらい知っているのでしょうか。

現在日本では、5割を超える学生が地元就職を希望しているそう。(※1) その一方で、距離や金銭面で就職活動がしづらいことや、地元企業との出会いや地元とのつながりが少ないこと、地域の最近の動きを知らないことなどが課題となり、なかなか地元就職につながりにくいという現状もあります。

(※1)マイナビが2017年5月に発表した「2018年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、地元就職希望率は51.8%。

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ローカルナイトは、そんな学生や若者たちが新たな選択肢へ踏み出せるきっかけを、学生の街・京都でつくっていけないかという取り組み。同郷の人たちが気軽に集える若手県人会のようなコミュニティにもなっています。(※ローカルナイトはMeets local(ミツカル)の取り組みのひとつです。)

参加者には、「自分ごと」としてこの場に参加してみる、楽しんでみる、何か持ち帰ってみるというスタンスを大切にしてほしいと思っています。

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本日は、9月13日に京都リサーチパーク町家スタジオで開催したローカルナイト「島根県」編の様子をお届けしていきたいと思います。(イベントページはコチラ ※Facebookページに移動します。)

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▲渡邉さんのプレゼン資料より

現在、島根県の人口は約685,000人。東西に約230km 離れている県内は、おおきく出雲地方(東部)・石見地方(西部)・隠岐地方の3つのパートに分かれており、19の市町村があります。

出雲地方では縁結びのご利益でも有名な「出雲大社」、石見地方には戦国時代から江戸時代にかけて栄えた国内最大の銀山である「石見銀山」、隠岐地方には大小あわせて180あまりの自然豊かな島々があります。

歴史的な建物や神社仏閣、豊かな食文化があふれている島根県について、まずは島根県庁渡邉三冬(わたなべ みふゆ)さんからお話をいただきました。

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出雲市出身の渡邉さん。18歳までを地元で過ごし東京の大学へ進学。一般企業で働いたのち、“家族の近くでゆったりした暮らしがしたい” という思いからUターンを決心。現在は、島根県庁地域振興部 しまね暮らし推進課で島根県の魅力を県内外に発信するお仕事をされています。

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▲クイズ形式で京都と比較しながら島根を紹介。お茶文化が栄えていたため和菓子店が多いそう。

人口は日本で2番目に少なく、高齢化率は31.8%と3番目に高い島根県。県の8割以上が中山間地域のため “何もない” イメージが先行しやすい一方で、課題が多いということは取り組み次第で “先進県になれる可能性がある” と渡邉さん。

また、地域のつながりや人のつながりが強い場所であり、これまで “何もない” と言われてきた地域だからこそ、新たなビジネスチャンスもあるとお話は続きます。

そんな島根県に関われるプログラムとして、2012年に開講した「しまコトアカデミー」。

“地域や島根に貢献したいけれどすぐに移住はできないし、どう関わればいいのかわからない” という方にぴったりプログラムです。

shimakoto academy

 

▼しまコトアカデミーとは?

先進的な地域づくりで知られる島根をフィールドに、地域を学び、実際に出掛けて、自分のかかわり方=コトの起こし方を見つける連続講座。
島根県が人気雑誌「ソトコト」とコラボレーションして2012年に東京、15年には大阪でも開講し、注目されています。
毎年15人程度の少数制。これまでの卒業生たちが次々と各地でコトを起こし始めています。

(しまコトアカデミー WEBページより引用)

 

しまコトアカデミーには、①座学 ②インターンシップ ③プランの発表という3つのプロセスがあり、住んでいる場所は離れていても地域と関わり、応援し、盛り上げてくれる人 =「関係人口」を増やしていくことを目的としています。現在、2017年のプログラムが進行中。どんな「しまコトプラン」が誕生するのかとても楽しみですね。

※10月24日に「しまことアカデミー」についての本が出版されました! ご興味のある方はぜひ一度、読んでみてくださいね。関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション」(田中輝美・シーズ総合政策研究所著、木楽舎)

 

続いてのスピーカーは、東京から島根にIターンした戸田耕一郎(とだ こういちろう)さん。現在は、江津(ごうつ)市で暮らしながら、「Vege&Fork Market」の開催や映像制作、写真撮影、WEBサイト制作、カフェの運営などをされています。(お仕事内容について詳しく知りたい方はこちらのHPへ。)

“将来、自分の子どもに胸を張れる自分でありたい” と転職・移住を決心。4年経った今も新鮮な気持ちで暮らしています。

170913 shimanenight

東京都八王子市出身の戸田さんは現在42歳。移住を考えはじめたのは30代前半の頃でした。

自分や家族の将来を考えていくうちに “このままでいいのか” と思うようになったことがきっかけだったそう。「東京であのまま暮らしていたら、将来生まれてくる自分の子どもに『お父さんは何をやってるの?』と聞かれても胸を張って答えられる自信がなかった。」と当時を振り返られます。

170913 shimanenight toda
▲戸田さん仕事のひとつである、WEBサイト制作。

まずは自分達でやってみようと、2010年の秋、戸田さんご夫妻は神奈川県でオーガニックフードフェス「Vege&Fork Market」をスタート。毎年春と秋に開催しており、120店舗以上が軒を並べるイベントとあって、この日はご覧の通りたくさんの人が集まります。

vege&fork market

“今日はいつもと少しだけ、ちがうものを。” というコンセプトのもと、自分の健康について考えるきっかけになればと、ベジタブル、マクロビオティック、オーガニックを大事にした食生活を、イベントを通してささやかに伝えられています。

※15回目となる次回は11月4,5日に開催されるので、関東方面へいかれる際はぜひ足を運んでみてくださいね。

人通りが決して多くはなく、最寄り駅からも少し距離がある。そういった場所で取り組んでいるこちらのフェスを通して、自分達の暮らしの真ん中で大切にしたい根っこの部分が膨らんでいきます。

島根には東京のように働く場所がたくさんあるわけではないと考え、これからは “自分で仕事をしていこう” と決心。そして、2014年の夏に家族で江津市に移住されました。

kuraniwa

翌年7月にカフェ&ベーカリー「蔵庭」を夫婦でオープン。「食・地域・心身」をコンセプトにした野菜中心のメニューが並びます。(ソトコト2017年1月号の表紙・紙面にも掲載されていますので、気になる方はぜひ、バックナンバーをご覧ください。)

また、蔵庭の隣にある蔵をオフィスにしたい! と改修をし、この島根ナイトの前日に完成。蔵にあった200年くらい前の梁でDJテーブルまでつくってしまったのだとか。「東京にいた頃の暮らしを考えると180度違っていて、島根に移住してから4年経った今でも毎日フレッシュな気持ちなんです。」と言いきれる江津市での暮らし。

最後に「30代でたくさん悩んできたからこそ、今は振り子のような反動でぐんぐん進んでいけるんです」と締めくくられました。

 

続いてのスピーカーは、「NPO法人カタリバ」で働く森山裕介(もりやま ゆうすけ)さん。出雲市出身の27歳。東京の大学に進学し、卒業後は東京の人事コンサルティング会社に就職。2016年にUターンし、教育分野のコミュニティづくりに取り組んでいます。

僕が島根で過ごした18年間では出会えなかったおもしろい大人達に、中高生のうちから出会える仕組みをつくりたい。

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森山さんが「いつか島根で生きていきたい!」と地元に目を向けたのは成人式。かつて東京に憧れ、早く地元を出たいと思っていた自分はいつのまにかいなくなり、東京にいながら島根のためにできることはないかと考えはじめます。

「島根を盛り上げたいんです!」と人に会うたびに伝えていくと、東京で島根産の野菜を売ってみないか? とオファーがあったそう。

「売ります!」と即答し、さっそく島根県東京事務所に「野菜を売りたいんですけど・・」と相談へ。mixiを利用して仲間を募集し販売していると、東京で暮らす島根出身者がたくさん買いにきてくれたのだとか。

170913 shimanenight moriyama

はじめて自分から「島根」に関わったことで、もっと島根に所縁のある人の思いをすくい上げることはできないかと考えるように。また、この取り組みを通して、18年間の島根生活では出会えなかったおもしろい大人達や多様な仕事に出会うことができました。

170913 shimanenight moriyama

森山さんはその後、雲南市で中高生のキャリア形成に関する企画をしたり、東京の友人達を連れて島根ツアーを開催したりと島根県民が地元に対して何かを考える・取り組む「きっかけ」をつくるためのヒントを集めていきます。

170913 shimanenight moriyama

「ここにある地域の魅力を知らずに生きていくのはもったいない。どうすれば中高生にも実感してもらえるのだろうか。その後どんな進路を生きていくのかは自由だけれど、実感してからまちを出るかどうかで『地元』の捉え方が変わってくると思うんです。」と森山さん。

現在はカタリバを通して、自分のテーマをもって高校を卒業するためのプログラムづくりをしています。

roots shimane

そのほかにも、“県外に住んでいるので、島根とどう関わっていいのかわからない” と思っている学生や若者が集まれる「ルーツしまね」というコミュニティづくりにも取り組んでいます。いろんな立場から「島根」と関われる人が増えるといいなと考えておられるそう。

「島根に戻って1年と2ヶ月。地域のプレイヤーが少ない分、時には自分の力量以上のことが求められることもあります。そんな環境だからこそ自分の幅を広げられるし、存在意義を感じながら日々暮らしています。」と締めくくられました。

県外で暮らしながら「島根」に対して何かやってみたい! という方がおられましたら、ぜひ森山さんにご相談してみてはいかがでしょうか。

 

最後のスピーカーは、2011年にUターンした(株)シマネプロモーション 代表取締役の三浦大紀(みうら ひろき)さん。浜田市生まれの37歳。江津市主催のビジネスプランコンテストで「島根に広告代理店をつくる!」と提案し、賞を獲ったことがきっかけで島根へ戻ることに。(お仕事内容について詳しく知りたい方はこちらのHPへ。)

“こんな島根になったらいいな” という視点から、これまでの島根にはなかった仕事をつくっています。

170913 shimanenight miura

東京の大学で国際関係学を学んでいた三浦さん。当時は、外交官や国連の職員になると思っていたそう。ある時、政治家でも国際協力はできることに気づき、大学卒業後は国会議員の秘書や国際NGO職員として働かれます。

32歳の頃に「自分はどんな人間なのか」と、ひとつずつ好きなことを紐解いてみると、だんだん地元・島根に関心をもつように。

170913 shimanenight miura
▲さば寿司、雪山、ビーチ、組子の職人、縫製工場・・島根暮らしの豊かさが垣間見えます。

島根県でも自分がやれることはたくさんあるはずで、やり方もきっとたくさんある。

当時の島根県には「アイデア」が必要で、それを実現させるためのプロデューサーがいないことに気づいた三浦さん。江津市主催のビジネスプランコンテストでその思いを伝え、見事大賞を獲得。これを機にUターンを決心します。

移住後は「NPO法人てごねっと石見」で働いたのち、起業。

今でも「三浦君は何をやっているの?」と聞かれることはあるそうですが、“こんな島根になったらいいな” と思いながらコワーキングスペースやシェアハウスの運営、プロモーション企画、まちづくりコンサルティングなどを展開しておられます。

YUTTE

例えば、こちらの「YUTTE」というセミオーダー式のギフトセットの販売。メイドイン島根でセレクトされた商品を取り扱っており、松江市には実際に商品を手に取れるショールームもあります。

冒頭の渡邉さんのお話にもあったように、お茶文化が盛んで和菓子店が多い島根県。茶菓子の箱を作る「貼り箱」の作り手も多いそうで、ギフトセットの箱にはこうした地域の技術が活かされています。

HARIYAMA productions

他にも、三浦さんの弟さんが立ち上げたアウトドアブランド「ハリヤマプロダクションズ」では、スタイリッシュな商品を展開しつつも、地域のお母さん達が家庭用ミシンを使ってお小遣い稼ぎができる仕組みをつくられています。そういったサービスや仕組みをつくっていくのも三浦さんのお仕事。

「このように、 “こんな島根になったらいいな” と思うことを県や県内の企業に提案しながら、一緒にできることを探しています。そんな風にして、島根県との関わりしろを見つけながら暮らしています。それから・・もう『島根県には仕事がない』なんて言わせないよ!」とはにかむ三浦さん。

kurashianetto

こちらの「くらしまねっと」にはなんと、5500件あまりの求人が掲載されています。地元に帰りたい、島根に移住してみたい、そんなみなさんはぜひ一度目を通してみてください。

170913 shimanenight

お話のあとはゲストを交えての交流会! 島根県のおいしい食べ物やお酒が並びます。実は、左から2番目の「赤てん」は島根県民の大好物。「赤てんだ〜!」という声があちらこちらから聞こえてきました。唐辛子のピリっとした辛さがアクセントのすり身は日本酒とよく合うんです。

170913 shimanenight

最後に円になって、参加者のみなさんからひと言ずつ感想をいただきました。

 

・京都で島根のことを思ってくれる人がこんなにいるとは思っていなかった。

・進学と同時に島根から出て4ヶ月。こんな人たちがいて、こんな取り組みがあるのは知らなかったし、嬉しくなりました。

・松江市出身で先月も帰っていました。近い将来に地元へ戻りたいと考えています。

・しまコトアカデミーの1期生です。また島根に行きたくなりました。

・来年の春から就職で島根に戻るので、みなさんよろしくお願いします!

 

など、それぞれにとって密度の濃い時間になったようです。なかには、「今日できたコミュニティが続いていくようにツアーをしたいですね!」という声もあり、そういった企画が今後生まれていくかもしれません。

170913 shimanenight
▲最後に「島根ポーズ」で記念撮影をして、本日の島根ナイトは終了しました。

 

「島根移住に興味がある!」みなさんへ。

先日、島根県が開催した移住フェアには480名ほどが来場されたのだそう。なかでも、ベビーカーを押しながら訪れる 比較的若いIターン希望のご家族が多かったのだとか。移住フェアには地元企業にも出向いてもらうことで、「仕事」ありきで島根県を発信しておられます。

「まずは一度現地へ行ってみて、地域の良さやアクセスの不便さなど、現実を知った上で移住を判断してほしい。」と語る、担当の石黒さん。

関西でも島根県のコミュニティを広げていきたいそうなので、島根県の出身者や島根暮らしに興味があるみなさんはぜひ、気軽に大阪事務所を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

これまでとは異なった視点から地域を捉え、動き、新たな仕組みをつくっていく本日のゲストのような方々。まずは、こういった “おもしろい大人達が地域にいる” ということを知るだけで、若者が思い描く将来の選択肢はグッと広がるのかもしれません。

Photo by もろこし

 

--「学生のまち、京都」だからこそ。

学生や若者が、ゲストのみなさんのような「人」や、新たな角度から見た「地域」と出会えるきっかけを、私達は「Meets Local(ミツカル)」を通してつくっていきたいと思っています。

京都で地方をもりあげていきたい学生の方・若者のコミュニティづくりや京都での企画に興味のある自治体の方など、ミツカルについて興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

担当:株式会社ツナグム ミツカル担当 藤本 MAIL:info@tunagum.com

(11/5@大阪)【HOKURIKU Life&workトーク】〜福井・石川・富山フェア〜


みなさんは北陸に行ったことがありますか?

11/5に大阪難波で開催される「北陸3県UIターンフェア」
この企画にミツカルとコラボさせて頂き、今回は大阪で北陸の暮らし・仕事・コミュニティなど、「専門員とのトークセション」「移住者とのトークセッション」から、地方や地元での暮らしや仕事の選択肢やつくりかたについてお話しする企画を一緒にさせて頂きます。

食も自然も都市もあり、まちへの愛着が強いまち「北陸」は今、Uターンする人、移住する人も増えていて、なんだかみなさん元気でライフスタイルを楽しんでいる方が多く感じます。
そんなおもしろさについて、人や場所・資源などを通じて当日ライトにお伝えします。

関西からも2-3時間程度と比較的近い北陸は、ゆかりがある方や旅行に行った方なども多いのではないでしょうか?
UIターンフェアとは書いてますが、北陸がどんば場所なのか、どんな暮らしや仕事があるのか、など「入退場自由」でもちろん「無料」で参加できるので、ふらっとおこしください。


▶︎当日の概要
http://hokurikuuiturnfair.strikingly.com/?
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〜帰ろう。始めよう。みんながしあわせ、北陸の暮らし〜
北陸は全国トップクラスの住みやすさ。
「移住幸福度ランキング(子育て世代)TOP3」
「住みよさランキングで7市が全国TOP10入り」
「学力全国トップクラス」
「待機児童ゼロ」
「有効求人倍率TOP5」

地方での暮らし、就職相談、UIターンを検討し始めた方など、大歓迎のイベントを開催します。
北陸でのお仕事や暮らしなど、様々な相談にお答えします。北陸3県の菓子や飲み物などが楽しめるコーナーもありますので、お気軽にお越しください。

▶︎開催日時
2017年11月5日(日)13:00~17:00(入退場自由/どんなかたでも気軽に入れます)

▶︎参加費用
無料(北陸の試食コーナーもあり!)

▶︎開催場所
難波御堂筋ホール 8A(大阪府中央区難波4-2-1難波御堂筋ビルディング8F)
※大阪市営地下鉄 御堂筋線 なんば駅 13号出口直結

▶︎スケジュール
13:00 スタート&各県の紹介
13:20 「移住・就職専門員が北陸を本音で語る」
〜北陸のしごとライフスタイル丸わかりセミナー〜
15:00 「関西から北陸に移住した方たちによる特別トーク」
〜北陸暮らしとしごとのほんとのところ〜
17:00 終了
※随時、福井・石川・富山の相談員への個別相談も開催してます※

▶︎移住者トーク(ゲスト)
◉石坪直美さん(福井県)

福井県越前市出身。大阪・京都で働いた後、夫の転勤をきっかけにUターン。今年、小さな長屋商店街「市之助一丁目」をオープン。

 

 

 

 

◉大松育男さん(石川県)

兵庫県姫路市出身。妻の実家のある石川県の豊かな生活・子育て環境を気に入り、将来を見据えて、ILACの紹介で転職・移住。

 

 

 

 

◉川端里枝さん(富山県)

大阪府高槻市出身。「偶然」と「人との縁」により富山県立山町に家族で移住、地産地消加工施設で働きながら、子育てを楽しんでいる。

 

 

 

 

▶︎詳しくはこちらから(北陸3県UIターンフェア特設ページ)

http://hokurikuuiturnfair.strikingly.com/?

主催:福井県、石川県、富山県、大阪ふるさと暮らし情報センター
協力:株式会社ツナグム