【10/27@大阪開催】北陸 3県UIターンフェア(福井・石川・富山)に参加しました!

みなさん、今の地元や地方のことどれだけ知っていますか?


こんにちは。旅する大工の「大木脩」です。

私は富山県高岡市生まれ、富山で育ちで学生時代は石川県の金沢にもよく遊びに行ってました。
大学進学を機会に京都に住み始めて4年。

季節に一回は地元に帰省するのですが、帰るたびに街が変わっていて取り残されたようなさみしい気持ちになっています。地元を離れるとそれだけ情報に疎くなってくるので今の北陸がどうなっているのか、「北陸3県UIターンフェア」に参加して最新情報をチェックしてきました!

今回のUIターンフェアの内容は、


・北陸3県相談員トーク「北陸の仕事と移住の流れ」

・北陸3県移住者トーク「北陸の暮らし」

・移住相談ブース

の3つです。

まずは、各県の魅力を簡単に紹介。

▼恐竜マークのジャンパーをまとった福井県さん

▼石川移住UIターンマップを使って説明する石川県さん

▼県由来のマークをあしらった法被を纏う富山県さん


北陸3県といえばなんといっても海の幸!

これからの魚に脂がのっておいしくなる季節。各県の海の幸の写真が出たときは参加者から羨望の声が上がりました。

トークセッション1.北陸のしごとライフスタイル丸わかりセミナー

最初のトークセッションには、移住・就職の専門員が登壇。

▼各県の専門員のみなさん(右から福井県福岡さん、石川県安藤さん、富山県栗原さん)


移住を考えるとき、どの土地で暮らすのか、その土地で仕事はあるのか、みなさん気になるところですよね。

そんな移住の不安や悩みに答えてくれるのが専門員の方々。今回は数々の移住相談を受け、実際に移住した人をサポートして来た専門員による各県の特徴を簡単にまとめます。

□福井県の特徴

・47都道府県「幸福度」ランキング3回連続1位

世帯収入が全国1位を誇り、学力も全国トップレベルの福井県。

・ものづくりが盛んな県で、社長排出率が全国1位

世界シェア1位を誇る16の製品と技術がある。

□石川県の特徴

・2次産業が盛んで、部品や製品などシェア日本一の企業がたくさんある

・カニ風味のかまぼこを最初に開発したのが石川県の会社さんなんだとか。

・保育園が多く子育てしやすく、学力は全国トップクラス

・能登地区では、夏になると毎日どこかでお祭りがあるほどお祭りが盛んだそうだそうです。

□富山県の特徴

・過去30年間の震災回数が全国最小

富山県の周りを囲む山々の衝立効果により、地震・台風の被害が少ない。

・持ち家率全国1位

共働きが多く、世帯収入が全国トップクラス。

▼北陸にゆかりがある方との質問に答える参加者さん


3県とも共通して子育てがしやすく、共働きできる環境が整っているということがよくわかりました。

都会だと待機児童問題などがあり、共働きすることが難しくても、北陸3県では待機児童がゼロ高い女性就労数・有効求人倍率を誇るため安心して子育てしながら働くことが出来ますね。
各県の魅力を聞いて子育てするなら地元に帰ろうと思いました。

 

北陸3県のプレゼンを終えて、司会の藤本さん(株式会社ツナグム)からは、「その土地の雰囲気や魅力を言葉だけでは十分に伝えられないのでまずは行ってみて肌で感じください!」とのお話でした。

移住相談ブース

移住相談ブースでは、各県から2-5名の相談員が移住の相談にのられていました。

相談されている方は、Uターンを考えられている方、子育てを機会に奥さんの実家に帰ろうと考えられている方、出身が北陸でいつかはとの思いがあるので情報収集されに来た方、北陸が好きでいつかは移住をという方など、いろんな方がいらっしゃいました。

移住といってもいろんな形があり、十人いれば十人違う相談内容なのですね。
暮らしのこと、仕事や就職先のこと、子育てのこと、農業のこと、サポートのことなど様々な内容に、各県の相談員の方が個別に丁寧に対応されていました。

相談できる、サポートしてくれる存在がいることはとても心強いですね。

▼福井県さん

▼石川県さん

▼富山県さん


トークセッション2.先輩移住者に聞く北陸の魅力

トークセッション2部では、実際に北陸三県に移住した移住の先輩方のお話を伺いました。

・中井 佳祐さん、奈央さん(子供の小学校進学を機に石川県金沢市へUターン)

夫の佳祐さんは金沢市出身、妻の奈央さんは大阪府出身。首都圏から子供3人と共に金沢へUターンし、佳祐さんは通信関連企業に転職されました。

移住してみて大きく変わったことは、家族と過ごす時間が増えたことだそうです。

プレゼンでは、家族との週末の過ごし方を紹介してくださいました。

週末は、家族でよく公園に遊びに行かれるそうです。都会の公園ではボール遊びが禁止されるなど子供が自由に遊ぶことが難しくなってきていますが、石川県の公園はとても広いためお子さんと自由に遊んでいるそうです。されにそんな大きな公園もたくさんあるため、週替わりでいろいろな公園に遊びに出かけているというお話でした。

 

・長谷川 奈央さん(子育てのため富山県魚津市に移住)

大阪府東大阪市出身。子育てするなら地方と考え、東京都から夫(青森出身)とともに富山県へ。

現在は2児の子育てをしながら、市役所に勤務されています。

プレゼンでは、都市と地方の暮らしの違いについて紹介してくださいました。


車がないと買い物は不便だそうですが、家から車で10分圏内に大手アパレルチェーンや飲食店、スーパーマーケットがあるので都市部で暮らしていた頃とあまり変化はないようです。すぐに手に入らないブランドのものでも、インターネットの通販があるので問題ないというお話でした。さらに、物価が安いため家計にやさしいというお話もされていました。

・西浦 隼さん(福井県敦賀市へUターン)

福井県敦賀市出身。京都にてフラワーコーディネート関連の企業に就職。今年4月地元敦賀市にUターンし、運輸関連企業に転職されました。

プレゼンでは、日々の暮らしについて紹介してくださいました。

現在転職された、運輸関連企業でも植物を活ける機会があり、転職先に運命を感じているというお話でした。

休日は、静かなところを探して自転車で散策されるそうです。

 

移住と一言に行っても一人ひとりの環境や、家族によって障害があると思うので、親身になって相談に乗ってくださる相談員の皆さんは非常に心強いですね。

トークセッション後も、各ブースでは移住の相談を受け最後まで熱気が溢れていました。食の北陸ならではのたくさんの名産なども囲みながら、参加者の皆さんとの話も盛り上がってました。

最後に、今回のイベントで印象的だったのが参加されるみなさんの熱量がすごかったこと。

UIターンフェアという名前なので、緩いイベントだと勝手に思っていたのですが、参加される皆さんは熱心に相談員さんのお話を聞き移住先の候補を探しておられました。

ローカルが注目されている今、「いつかは地元に」という人たちが増えているのかもしれませんね。
暮らし・仕事・その他北陸の魅力について各県のホームページで情報が充実してます。一度みてみてください。

▼福井県の情報はこちら→ふくい移住ナビ

▼石川県の情報はこちら→いしかわ暮らし情報ひろば
           →イシカワノノオト

▼富山の情報はこちら→くらしたい国、富山

また大阪ふるさと暮らし情報センターでは、福井県、石川県、富山県の相談窓口も設けられています。一度お話を聞きに行かれてみてはいかがでしょうか?

―お知らせ-

今回、司会をされていた株式会社ツナグムさんは、京都で地方のコミュニティを作る事業(ミツカル-MEETS LOCAL-)をされています。
ゲストは、UIターンして各県で活躍する20~30代の方が来られます。
北陸に興味が沸いた、自分のように今の地元が知りたいという方は是非ご参加ください!

▼12月6日(木)富山県を知れる「富山ナイト@京都

▼12月7日(金)石川県を知れる「石川ナイト@京都」


ローカルナイト:http://tunagum.com/localnight/

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