オトナリラボのある有隣学区で23歳まで過ごす。学生時代に独学でグラフィックデザイン・DTP・Webデザインを修得し、大学卒業後はデザイナーとしてフリー活動しようかとのんびりしていたら、実父の会社(株式会社オーバルプラン)へ就職することに。デザイナーとして働き、25歳で結婚。 26歳で長女出産、28歳で二女出産。イヤイヤが多かったり、何かと個性的な姉妹の子育てに奮闘しつつ、仕事は育休復帰を機に、実母が担当していた経理業務に転身。算数苦手で数字と格闘の日々。 従業員が増えるタイミングで労務手続きも担当。独自の働き方や雇用契約を法定・制度に置き換えるのに苦労しつつ、人それぞれの働き方や仕事の価値観に関心を持ちはじめる。 オトナリラボでは、事業企画、イベント企画、印刷物デザイン、ときどき見守り保育も担当。 ただいまチャイルドマインダー資格取得に向けて勉強中。
「ひとり総務」と「デザイナー経験」と「子育て経験」を活かした事を出来ないかと考えていたところ、実家の隣にある別棟(現 オトナリラボ)の改装が持ち上がる。 自宅の空きスペースを利用して、出来る範囲でやってみようということで「子ども連れで勤務できる事務所」を社内向けに起ち上げる。当時、育休社員と待機児童のいる従業員が居たので、実験的にスタート。程なくしてコワーキングとして広く利用してもらおうとオープン。
私自身、子どもが出来る前ではクライアントのスケジュール有りきの、残業当たり前な働き方をしていました。 子どもが出来て、家族と相談したところ、そう言う働き方ではなく、子どもに寄り添って、出来る範囲で仕事をして欲しいと言われました。 そのために、業務を変え、保育園は一時保育にして、仕事半分・子育て半分のバランスを実行してきました。 そうやって仕事を続けて来たことで、今がある。と気付き、より多くの人に子育てのために仕事を諦めるのではなく、両方自分の納得行くバランスで向かい合えたら。そう言う機会をつくるお手伝いをしたいと思っています。
オトナリラボは生まれ育った実家の隣にある小さな家です。なので、この地域のことは子どもの頃からよく知っていて、京都らしいこぢんまりした暮らしが好きです。 京都は意外と市外・府外からの移住の方も多いと思います。そう言う方が京都に住んで良かった、子どもも一緒に暮らしていきたいな、と思えるような街になると良いなと思っています。 そのために、地元地域の暮らしや伝統を知ってもらったり、交流したりする機会をつくっていけたらと思っています。