2025.02.5 REPORT

コミュニティ・バンク京信 QUESTIONと共催で「京都はたらく交流会」を行いました

京都市内に事業所を置く会社は約7万社あり、毎年就職や転職を機に移り住んでくる方がいます。

初めて京都で生活する方にとって不安や期待を分かち合える同期がいたら、もっと仕事や暮らしが豊かになるのでは。そんな思いから京都移住計画では、2024年5月末に新卒や第二新卒で京都企業へ入社した方々を対象に「 京都はたらく交流会」を開催しました。

実施後には「初めての京都暮らしで不安を感じていたが、友達もできたので参加して良かった」「仲間と語り、京都で働くことに誇りを感じました」と嬉しい声をいただきました。

取り組みを経て、「会社の垣根を超えた交流で、地域を楽しみ、盛り上げる人がもっと増えるのでは」と強く感じるようになりました。

そこで、1回目の交流会で見えた兆しをもとに、第2回目の「京都はたらく交流会」をツナグムとコミュニティ・バンク京信 QUESTIONと共同で、2025年1月23日(木)に開催しました。

多様な業界・業種の同年代が参加

交流会には、9社14名の30歳以下の若手社員が参加し、QUESTIONビルで開催しました。
建設、銀行、通信インフラ、印刷、伝統産業など、日常の仕事では関わる機会が少ない業界や業種で働く同期が集まりました。

イベントは「参加者を知る」「自分を知る」「同期の仕事への価値観を味わう」の3ステップで行いました。

(1)参加者を知る

まずはカードゲームを用いたアイスブレイクから開始。
あちこちから笑い声が聞こえ、緊張がほぐれていきます。

(2)自分を知る

次に会社の肩書を取り、人となりを知るような自己紹介ワークを行いました。

京都のおすすめスポットやアクティビティを語り合ったり、地元の話をしたりと、個々人を知り合う時間になりました。同期の話から、休日の楽しみ方を見つけた参加者もいましたよ。

(3)同期の仕事への価値観を味わう

最後は、所属する企業を紹介し合う「自社紹介」ワークを行いました。

自社のPRをするだけではなく、入社動機を振り返ったり、自社の理念を思い返したりする「内省」の機会にもなったようです。

他社の仕事内容を知り、味わう時間を通して、「普段の仕事を整理して伝えることはなかなかないので、考えをまとめるいい機会になりました」「社外同期の仕事を知り、まだまだ自社でチャレンジできることがあると感じました!」
などの声が出ました。

一緒に料理することで生まれる一体感

ワークや対話で頭に汗をかいた後は、参加者全員でタコスを作る「Co・Cooking」をQUESTIONビル8階のDAIDOKOROで行いました。

各々の興味関心を持っている分野ごとにチームを分け、料理開始!生地を丸める人、具材を炒める人、材料を切る人など、それぞれ役割を持ちながら作り上げていきます。

協力しあってあっという間に完成!出来上がったタコスと飲み物と共に、おしゃべりを楽しみました。

恋愛やプライベートの話、これからのキャリアなど話題は尽きません。また、同業界の先輩に仕事の進め方を相談する姿も。会社の垣根を越えた交流が深まり、懇親会後に2次会に行く参加者もいて、引き続き楽しい時間になったようです。

イベント後も、LINEのオープンチャットを通じて社外同期同士がコミュニケーションを取る姿が見られています。


「社外同期」というコミュニティが地域を元気にする

「京都はたらく交流会」を終え、参加者からは仕事の向き合い方や捉え方が変わるきっかけになったとの声をいただいています。

「社内に同期がおらずモチベーションに悩んでいた。でも、社外同期と出会うことで他の仕事や思い、働き方を知り刺激になった」

「年次を重ねる中で自分の仕事の意義や役割を考えていたのですが、同期と対話して、仕事に正解はなく、それぞれのフィールドで頑張っているから社会があると考えるきっかけになった」

また、「企画側に携わりたい!」「社外同期と交流する場を広めていきたい」と、次の展開につながる声も出ました。

社外同期と繋がることは、自身の仕事へ向き合う姿勢が変わるだけではなく、地域を盛り上げる人材育成にも繋がるのではないか。そんな新たな兆しが見えた時間になりました。

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