2022.11.22 EVENT

【12/9(金)開催】きょうとノウフクFES 〜農業と福祉の関係を広げる食の交流〜

12月9日(金)、京都信用金庫 QUESTIONにて「農福ってなに?」という興味から関わりの輪を広げる、体感・交流型の「きょうとノウフクFES」を開催します!

本事業を担当するツナグムの藤本は、2017年に立ち上がった「きょうと障害者農福連携センター」の立ち上げ時からご相談を受け、ノウフクアドバイザーとして関わってきました。

農業や福祉に関わる方々、そして以前より、府内各地の移住促進で出会った地域のみなさんとのつながりを紡いでいきたいと考え、今回、京都府さんと一緒に新たな試みとなる「きょうとノウフクFES」を実施します。

第一部は農業と福祉の可能性を考えるトークイベント、第二部は農福の食材を使いゲストと参加者で一緒にコークッキング(共同調理)をします。
ゲストと参加者みんなでざっくばらんに話したり、一緒に食材を味わったりすることから、「農福ってなに?」という問いを深め、関わりを広げていきませんか。

参加にあたって農福に関する知識は不問です!
詳しい人もこれからの人も、多様なゲストや参加者との交流を通じて新たな気づき・学びを得て、小さな次の一歩を持ち帰っていただける場です。ぜひご参加ください。

\お申し込みはこちら!/
https://kyoto-noufukufes1209.peatix.com/view

「きょうとノウフクFES」ってどんなイベントなの?

そもそも「農福(農福連携、ノウフク)」とは、「『農業』と『福祉』が連携する取り組み全般」のこと。障害のある人が農業で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会に参画する機会をつくる取り組みです。

京都府における「農福」の取り組みを広げていくべく、「きょうとノウフクFES」では、ゲストと同じ目線で話を聞いたり、一緒に料理をしたりすることを通して、たのしく・美味しく・気軽に農福に触れられる機会をご用意しました!

第1部 ノウフクトーク〜農業と福祉をグラデーションするノウフクの可能性〜

第1部は、農福の実践者や可能性を広めているフロントランナーの皆さんに話を伺います。

農福でつくられている野菜や加工品、それに関わる人たちの想いや活動について、各地の事例や活動の聞きながら、農福の理解を深めます。また、生産をする上での課題や商品展開、企業とのコラボやブランディングなど可能性に触れ、農福と関わる小さな一歩を考えます。

●時間:17:00 – 18:30
●会場:(リアル会場)QUESTION4F コミュニティステップ (オンライン)zoom
※オンライン参加の方は申込後、開催前日までに参加用zoomリンクをお送りします
●定員:(リアル会場)20名程度 (オンライン)20名程度
●内容:農福の活動をする・広める実践者とともに、農福の可能性や課題・関わりについて考えます。
農福食材のお土産付きで、農福のストーリーを学び、実際に味わっていただける二度おいしいイベントです。
●参加費:1000円(農福の商品や野菜のお土産付き!)

●ゲスト:
◎太田 みどり 氏(日本基金)※オンライン

「全国農福連携推進協議会(現 一般社団法人日本農福連携協会)」の立ち上げから法人化まで、事務局として関わる。2019年には「ノウフクJAS」規格提案から策定まで携わり、現在は認証業務を担う。
その他「ノウフクWEB」や「ノウフク・アワード」、企業と農福実践者が連携し現場の課題解決をはかる「ノウフク・ラボ」の運営など、普及啓発に係る全般の事業も実施。今年度は特に農福商品を売ることに注力し「ノウフク座談会」を開催。

◎新免 修 氏(さんさん山城)

ろう者を中心に知的、精神などの障がい者が30人が通所する就労継続支援B型事業所「さんさん山城」の施設長。
同施設では宇治抹茶、京都えびいも、京都田辺茄子、万願寺とうがらしをはじめとする地域特産にこだわった農業と、それらを使った加工品製造など6次産業化を推進。
2020年「グッドライフアワード」環境大臣賞、2022年「ノウフク・アワード2021」グランプリを受賞。

◎世古口 敦嗣 氏(三休)

農業を中心とした、障がいのある人が働く拠点「三休」施設長。
2019年4月京都府京田辺市にオープンした同施設では、約30名のメンバーと様々な野菜やハーブを収獲・加工・販売。自家製ハーブティー等を提供するカフェも併設。
福祉にとどまらない音楽イベント「BYE MY BARRIER」や福祉を対話する文化をつくる「Dialogue FUKUSHI」等、地域とのつながりを大切にさまざまなプロジェクト企画・運営も行なう。

◎児島 ひかる 氏(ヴィレッジれん/京のべじ/京都オーガニックアクション)

就労支援施設「ヴィレッジれん」支援員、「オーガニックファーム 京のべじ」代表取締役百姓、一般社団法人「京都オーガニックアクション」理事。
「ヴィレッジれん」では利用者さんの働きやすい農場作りを担いながら、農福連携という観点だけでなく、これからの未来を見据え、オーガニックエコ農業をはじめとした人にも自然にも優しい農業を「京のべじ」や「京都オーガニックアクション」にて展開。3足のわらじで活動を広げている。

●進行:
◎藤本 和志(ツナグム/京都移住計画/ノウフクアドバイザー)

生き方・働き方の選択肢づくりを自分ごとに、京都移住計画(ツナグム)として企画やコーディネーターを行いながら、都市と地方をつなぎ・ローカルをフィールドに日々プロジェクトを企てる。前職では京都府の福祉業界の人材支援事業を行う。

第2部 ノウフクコークッキング〜ノウフク野菜を美味しく楽しく、味わい学ぶ〜

たっぷり目と耳で学んだら、第2部では自らの手を使って農福連携によって作られた食材を調理します!そしてみんなでおいしく味わいましょう!
どんな活かし方ができるか?自分はどんな関わり方ができるか?を考えながら食材を扱ってみるとまた感じ方が変わってくるかも知れません。そんな話をゲストや他の参加者と交わしながら、最後はみんなで美味しくいただきます。

●時間:19:00-21:30
●会場:
QUESTION8F DAIDOKORO
●内容:
コークッキング(共同調理)にて、農福の野菜や素材を使い、美味しく楽しく味わいます。
農福事業者や参加者みんなで交流しながら、素材の作られるストーリーや味わいを学び、関わりの一歩を考えます。
●参加費:2000円(農福の美味しい食事付き)

●ゲスト:
◎新免 修 氏(さんさん山城)
※第一部より引き続きご参加、プロフィールは上記参照

◎世古口 敦嗣 氏(三休)
※第一部より引き続きご参加、プロフィールは上記参照

◎児島 ひかる 氏(ヴィレッジれん/京のべじ/京都オーガニックアクション)
※第一部より引き続きご参加、プロフィールは上記参照

◎田中 暁氏(いざわファーム株式会社/せいかファーム )

誰もが活躍できる農業を目指し、農福連携の取り組みとして、 せいかファーム・ ぷらすファーム2ヶ所の就労継続支援B型事業所を運営する「 いざわファーム株式会社」統括部長。 精華町委託事業として不登校・ひきこもり相談窓口「 もう一回ラボ」も運営。発達障がい者のための自立支援活動[農・ 福・住の連携で生まれた地域の小さな経済循環] で2021年グッドデザイン賞を受賞。
また、京都、 大阪を中心としてライブや講演会で多くの人たちに感動と勇気を与 え続けている。“勇気の出るライブ”主催。

◎大槻 真理子 氏(サクラティエ )

1984年「綾部共同作業所」に入職。以来、時代の波にのることなく、のまれ、漂い、半分溺れながらも「障害者福祉」一筋で現在に至る。
「サクラティエ」は「製菓」と「絵本カフェ」の運営を主とした「就労継続支援事業B型」事業所。「赤ちゃんからお年寄りまで誰もが笑顔になるカフェ」をコンセプトにしている。

申込はPeatixから!

お申し込みは下記Peatixからお願いいたします。
https://kyoto-noufukufes1209.peatix.com/view

こちらのQRコードからもお申込みいただけます

イベント申込みは先着順になりますので、参加をご希望の方はお早めにお申込みください。
またどうしてもPeatixからの申込が難しい場合は、下記事務局まで問合せください。

●主催:京都府(きょうと農福連携センター)
●企画運営(事務局):株式会社ツナグム
●後援:厚生労働省・近畿農政局・一般社団法人日本基金・一般社団法人日本農福連携協会・農福連携全国都道府県ネットワーク

お問合せ:info@tunagum.com(担当:ツナグム 藤本)

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